影無茶のスポーツ24/7

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競馬

ストーリーで考える馬券戦略・ヴィクトリアマイル

今週はヴィクトリアマイルです。 秋にはエリザベス女王杯がありますが、古馬の春の大目標として2006年に創設されたGⅠ。 マイルの重要性が高くなっている最近の傾向もあり、他に牝馬限定マイルGⅠは桜花賞しかないので、レース創設当初より意義は高くなって…

ストーリーで考える馬券戦略・NHKマイルカップ

その昔まだNHK杯がダービーのトライアルレースだった頃、勝った馬が関西の秘密兵器と呼ばれることが多く、結局秘密兵器のままだったと言われたのが懐かしいこのレース。 GⅠ昇格当初マル外ダービーと言われ、毎日杯からマイルカップ、ダービーへと続くマ…

ストーリーで考える皐月賞:男たちによろしく

競馬に絶対はない。 今まで数え切れないほど繰り返されてきた言葉ですが、そのフレーズが先週またもや保管庫から持ち出されてしまいました。 一応△△◎だったし、注のカワキタエンカも見せ場は作ってくれました。 でもねえ、ソウルスターリングがまさかの3着…

桜花賞はケン・・・ですかね

今年も3歳クラシックの幕開けです。 阪神競馬場では琴の調べが女たちの激しい戦いの前に一服の清涼剤を与えてくれますが、 (今も演奏していますよね?) とりわけ今年はハイレベル。 ファンディーナが皐月賞に回ったのは残念ですが、今年の場合だらしない男…

ストーリーという視点で大阪杯を予想する

PL学園が大阪府高野連に脱退届を提出。 ひとつの時代の終焉を迎えた正にそのタイミングで何とセンバツは大阪勢同士の決勝戦。 人知を超えた不思議な因縁を感じます。 そんなタイミングで行われるGⅠ昇格なった大阪杯。 GⅠ(海外含む)馬3頭含む14頭が出走…

弥生賞・牡馬クラシックは大混戦

今年もやってきましたクラシックシーズン。 最近は共同通信杯が注目されていますが、やはり弥生賞の名を聞かないと気分が高揚しません。 牝馬はソウルスターリングが今日も勝って4連勝。 それも圧勝でタイムも驚きの1分33秒2。 レベルが高いと評判の現…

競馬雑感・ミホノブルボンとカブラヤオー

毎年2月は騎手、調教師の引退でさびしい気持ちになりますが、今年も何人かの名伯楽がターフを去ってゆきます。 ジョッキー時代1年でクラシック4勝という今も破れぬ記録を持つ菅原調教師もその一人。 言わずと知れたテスコガビーとカブラヤオーでそれぞれ…

有馬記念私的考え方・リピーターは1頭だけ

終わりよければすべてよし! いよいよ有馬記念、グランプリです。 優勝賞金も3億円と増額され出走馬の本気度も違ってくるでしょう。 中山2500という特殊コース。 大レースにもかかわらずリピーターが多いのが特徴です。 今年も昨年の1~3着馬がそろい…

天皇賞秋の考え方

天皇賞秋。 好きなG1のひとつです。 何故か3200メートルの時代から春天より好きでした。 思い出すのはパッシングゴールの大逃げで、最後ヤマニンウェーブが逆転したレース。 プリティキャストといい、大逃げの印象が強いです。 さて2000メートルになってから…

菊花賞直前、現3歳馬について思う事

皐月賞は速い馬が勝ち、ダービーは運の強い馬が勝つ、 そして菊花賞は強い馬が勝つ。 かつて海外には目を向けず、今のようにレース体系が整っていなかった時代。 3歳馬は3冠クラシックを中心にローテーションを組み立てていました。 しかし強い馬は海外GⅠ…

史上最高のダービーを楽しむ

◎サトノダイヤモンド ○マカヒキ ▲リオンディーズ △ディーマジェスティー 注エアスピネル これは願望です。 今年の日本ダービーはこうあって欲しい。 配当は安い、穴党にとってはどうしようもなく安いでしょう。 先日記事にしました私にとっての史上最高世代…

史上最高と形容される3歳牡馬ですが私にとっての史上最高世代は・・・

いよいよ皐月賞。いつか書いたけどGⅠの中で最も好きなレースです。特に今年は史上最大のハイレベルと謳われています。本当に強いのはどの馬なのか。その年の強豪たちが初めて一堂に会して戦う皐月賞まであと1週間。 桜花賞はテスコガビー級とまで書いて信…

桜花賞 メジャーエンブレムはテスコガビー級

先日の荒れた天気で今年の桜花賞当日は桜満開とはいかなくなりましたが、3歳牝馬の桜はここでいよいよ満開を迎えます。大本命メジャーエンブレムについては、何とか切る理由を探す方もおられるでしょうが、無理に逆らわず1着固定で良いのではないでしょう…

JRA16年ぶりの女性騎手藤田菜七子さんにエールを送る

ドゥラメンテの異次元の強さ、いよいよ始める3歳クラシックロード。盛り上がりを見せる中央競馬ですが、忘れてならないのは16年ぶりに誕生するJRA女性騎手の藤田菜七子さんです。 何しろ16年ぶりです。 それだけで話題になりますが、ルックスもチャーミン…

牝馬王国角居厩舎から繁殖へ旅立つ名牝たち

今日のニュースに昨年のエリザベス女王杯馬ラキシスと、ついこの間チャンピオンカップを制したばかりのサンビスタが共に引退して繁殖入りすることが発表されていました。角居厩舎は10月にディアデラマドレも引退しており、牝馬王国にとってはさびしい年末…

関東馬の逆襲は始まっているのか・モーリスがマイルCSを制覇

マイルチャンピオンシップは安田記念以来というハンデも何のその、モーリスが優勝しました。先週エリ女のマリアライトに続いて関東馬が制覇。今年の3歳牡馬クラシックはすべて関東馬優勝と勢いは加速するばかりです。今後の馬券検討にも重要なファクターと…

びっくりポンなエリザベス女王杯の歴史だが最近荒れないねえ~

「あっと驚くサンドピアリス」「ベガはベガでもホクトベガ」など杉本アナの名調子が思い出されるエリザベス女王杯。その昔、俗に言う4歳牝馬三冠の最終関門だった頃は荒れるレースが多かった印象がありますね。古馬牝馬も参加出来るようになってからは強い…

天皇賞・秋のトリセツ

秋の天皇賞が2000mに変更になって31年が経ちます。当時天皇賞はやはり3200mでないと・・・って思ったりしましたが、それが英断であったことは歴史が証明してくれました。毎年エキサイティングなレースが繰り広げられる天皇賞・秋。今年もフルゲ…

菊花賞を考える

一番強い馬が勝つと言われてきた菊花賞。その言葉は死語とまでは言いませんが、レース体系の整備と3000メートルという距離に価値を見いだせなくなってきた事でかつてほどメンバーが揃わなくなっています。ドゥラメンテが健在でも果して菊花賞を目指して…

最強GⅡ毎日王冠の見方

府中では秋競馬の本格到来を告げる毎日王冠。過去多くの名勝負が繰り広げられたこのレースに今年もGⅠ4勝、GⅡ6勝、GⅢ21勝の重賞合計31勝とそうそうたるメンバーが揃いました。果たして今年はどんな激戦を見せてくれるのか、最近の傾向を踏まえて考え…

2015年秋GⅠ第一弾スプリンターズステークスの考え方

今年は夏が短く暑い暑いサマー競馬も何か趣が違って見えましたが、やってきました秋のGⅠ第一弾スプリンターズステークス。絶対王者ロードカナロア引退後またも群雄割拠の時代を迎えた短距離戦線。サマースプリントシリーズ1位~5位の馬が勢ぞろいした中、…

ダービー出走馬が2頭だけの神戸新聞杯

本格的な秋競馬が始まりいよいよトライアルレース華盛りという趣ですが今週は神戸新聞杯。顔ぶれをみて気付いたのはダービー出走馬がリアルスティールとタガノエスプレッソの僅か2頭。過去5年をさかのぼってみても最低3頭は出ていたので少々驚きです。皐…

札幌記念がGⅠになったら荒れるだろうな~と考えながら今年のレースを予想する

いよいよ夏競馬のメーンイベント札幌記念です。 トリンドル玲奈のCMでは盛んに札幌記念は最もGⅠに近いGⅡ的な紹介をしていました。 昨年のハープスターとゴールドシップのゴール前の映像を流しながら・・・。 確かに涼しいとされる夏に調整を兼ねて札幌記…

続・アンビシャスよ、どこへ行く

ハンデ戦となってから、トップハンデも1番人気も勝ったことがないラジオNIKKEI賞。 その2重苦を背負ってこのレースに出走してきたアンビシャス。 彼は今年の3歳牡馬クラシック戦線において明らかに異質のロードを歩んできました。 以前「アンビシャ…

宝塚記念の考え方

いやあ~、もう全くあたりません(笑) オークス以降、ダービーは別にして全くピンずれな考え方をしてしまって正直馬券当たってません。 先週の函館SSは牝馬、老齢馬が1頭ずつ絡むと考えましたが、3着まで牡馬で7歳以上はセイコーライコウがようやく4…

函館スプリントステークス・サマーシリーズ初戦でもあるこのレースの私的考え方

次週に宝塚記念を控えていますが早くもサマーシリーズ開幕を告げる函館スプリントステークス(以下函館SS)。 3年前にCBC賞と順番が入れ替わりましたが7月に移動したCBC賞もサマーシリーズに組み込まれ、函館SSもそのままシリーズ初戦となった為…

安田記念の私的考え方

JRAが距離別体系の整備を図り、マイル古馬路線の最大目標として設定されたGⅠ安田記念。 その記念すべきGⅠ昇格第1回目の優勝馬がハッピープログレスでした。 当時まだGⅢのスプリンターズステークス、GⅡ京王杯スプリングカップ、そしてGⅠ安田記念とぶ…

【競馬雑感】ドゥラメンテ2冠達成で思うこと

ダービーが終わりました。 まだ安田記念に宝塚記念が残っていますが、私の中では燃え尽き症候群。 秋は最後の最後に有馬記念が有馬記念、いやいやありますので気持ち的にもスッキリなんですが、春はやや中途半端です。 そもそも宝塚記念は春のグランプリと言…

日本ダービーの考え方・勝てる調教師、騎手は限られる

いよいよ競馬の祭典日本ダービーの発走が近付いてきました。 競馬関係者の誰もが目指す最高峰! 昨年は橋口調教師がワンアンドオンリーで悲願のダービー制覇。 同様に横山ノリジョッキーもダービージョッキーの仲間入りを果たしたのは記憶に新しいです。 (※…

オークス・私の考え方

2000万馬券ショックが冷めやらぬ間に早くも優駿牝馬オークス。 現段階で14番人気トーセンナチュラル以外は初の2400メートル。 マイルの桜花賞から800メートルも一気に距離が延びる訳ですから一筋縄ではいきません。 まして今年の桜花賞は岩田ジ…