影無茶のスポーツ24/7

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またも不可解なマラソン代表選考

世界選手権のマラソン代表が決まった。

男子では公務員ランナー川内が文句なしの代表に選ばれ、

女子は名古屋で復活成った野口がいよいよ世界の舞台に復帰することになった。

しかし、女子代表が3人に抑えられた事はどうしても納得できない。

何故5人枠をフルに使わないのか。

日本人トップで2時間25分を切れば代表内定とは言われていた。

しかし、その基準に満たない場合は代表になれない・・・とは誰も言ってない。

内定者以外は選考レースの内容を総合的に検討して選手を決定する・・・と誰もが思っていた。

ところがそうではなかった。

降ってわいたように理由をつけて3人しか選ばなかった。

「女子は五輪2大会連続で惨敗しており、引き締める。入賞を狙える結果を出せない選手は選ばなかった。」

なんだそれ・・・。

水泳のように日本選手権で2位以上かつ派遣標準記録をクリアしなければ代表になれないと明確に決めて選考を行うなら、それに満たない場合はあきらめもつく。

マラソンはそうではない。

初めからそれを明らかにしておくべきだし、第一レースによって条件が違うので不公平だ。

こんな状況では複数レースを選考会とするのは無理がある。

マラソンの選考はたいがい揉める。

陸連は学習能力がないのか。

このままならリオ五輪の選考も揉めるのは必至だ。

もう誰が何と言おうと代表レースは一発選考にするべきだろう。