影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

リ・スタートの柔道日本

柔道体重別選手権で浅見が優勝した。

何と初優勝だったとの事!

世界選手権で2度優勝し、ロンドン最有力だったが昨年まさかの1回戦負け。

ほぼ手中にしていた代表の座がするりと逃げていってしまった。

あれから1年。

もう1年?まだ1年?

その間日本柔道は激震に見舞われた。

内柴のセクハラ事件。

園田監督に対する集団告発。

助成金の不正流用。

よくもこれだけ問題が続出したもんだ。

浅見をはじめとする柔道選手達にとってはこの1年は何年にも感じただろう。

浅見は福見引退の後、48キロ級を、いや女子柔道を背負って立つ存在だ。

今回は世界選手権の代表選考を兼ねているが、男子も女子もフレッシュな顔ぶれになりそうだ。

大揺れに揺れた日本柔道界。

必ずしも全て解決したかと言えばNOと言わざるを得ない。

今回の世界選手権は日本柔道が再び輝きを取り戻すのか、まだ時間がかかるのか・・・。

オリンピック翌年の大会ではあるが今後を占う大切な大会となる。

柔道会場ではセンターポールの日の丸が似合う。

今年、何回その光景を見る事が出来るのか。

リ・スタートだ。