影無茶のスポーツ24/7

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【世界柔道リオ雑感②】海老沼が続いた!メダルラッシュだ!

今大会より世界選手権は男女それぞれ最大9人までしか出場できない。

したがって7階級の内2階級しか2名出せない訳である。

といってもオリンピックは当然各階級1名だし、世界柔道でも各階級2名出せたのはごく僅かの期間だけなので、あまり違和感はない。

かえって2名出る事の方が不自然に見えるくらいだ。

今回はルール変更の試験期間が終わる大会でもある。

1本に重みを持たせる為の変更とも言われている。

これは本来日本柔道が目指す、1本にこだわる美しい柔道につながるものではないだろうか。

もうひとつ大きな変更は寝技が20秒で1本になる事だ。

一昔前まで30秒で1本だった訳だからこの短縮は凄い。

あっという間に1本だ。

ただ勝手な予想だがこれは25秒1本に戻るような気がする。

それに見た目で大きく違うのが畳の上に審判が一人しかいない事だ。

旗判定廃止に伴う変更だが、選手とぶつかるのを避けるため、パイプ椅子を持ちながら避難する副審の姿が見られないのはちょっとさびしい。

さて2日めは男子66キロ級と女子52キロ級が行われ、ロンドン銅メダリストの海老沼が見事に世界柔道2連覇を成し遂げた。

福岡も銅メダルという事で井上新監督にとってはほんとに良いスタートになった。

女子も橋本が銅で初日の浅見も含めて今の所、出場選手全てがメダルを獲得している状況だ。 

いろんな問題を抱えている日本柔道界。

その影を払拭するのはやはり勝利する事が何よりだ。

選手たちに罪はなく、ほんとにこの状況下で頑張っている。

ただテレビ中継中、その頑張りで最高の結果が出る直前にCMが入ってしまうとの記事を見た。

昨日も書いたように日本とリオの時間差は観戦するには実に不適切な時間差だ。

したがって私はライブでの観戦は諦めているのだが、当然生で見ている方も多いだろう。

そんな時に中継が途切れるって・・・。

せっかく眠い目をこすりながら応援してテレビ観戦している人に対して何たる仕打ち。

それも2日続けてと聞く。

特に海老沼の逆転1本は結局生では見られなかったとの事だ。

それはちょっとあんまりだろう。

見ていない私でも暴れたくなるような不手際だ。

責任者出てこい~!

3日目は中矢の登場だ。

ロンドン男子柔道では最も金メダルに近付いた男だ。

プレッシャーに負けず3日連続を目指してもらいたい。