いよいよホームでリーグ戦の先発デビューを飾ると報道されている。
こういった報道は実際に試合が始まってみないとわからないので、話半分程度に聞いておくのがちょうど良いと思うが、4-2-3-1でいくとセードルフが明言しているので、まあ間違いないんだろう。
あたりまえだが、本田にとってはこれからの数試合が大切だ。
今はまだファンからも、チームメイトからもお客様的感覚で見られている所もあるかと思うが、これからは本当にミランの一員として見られる事になる。
ジャイアンツでもFAで入ってきた大竹が最初、6回を3点位の失点で相手を抑えたとすれば、今後の期待も込めて賛辞を贈るだろう。
しかし、時が流れるにつれて、やはり7回~8回を1~2点で抑えて欲しいとなってくるのだ。
今日からのベローナ戦を含む数試合が正に本田にとって試金石になる訳だ。
しかし、本田にとって追い風となるのは、セードルフにしてもこれが監督デビューという事だ。
人気は絶大のようだが、その采配ぶりははっきりいって未知数だ。
彼にとってもまたここ数試合は試金石となるのだ。
そんな中、本田が輝きを見せて、試合にも勝利するようになれば、セードルフは間違いなく、自分を男にしてくれたとして本田を今後も重宝するだろう。
彼はこういうめぐりあわせ的にもやはり持っているのだ。
もうひとつ大きな興味は、本田の本来持つポテンシャルを、ミランのキラ星スター達が引き出してくれるのではという期待だ。
日本代表では本田が孤立してしまうような(言動も含めて)雰囲気が少なからず見受けられた。
それは本田の思うイメージに他の選手が合わせられない場合だってあっただろう。
その点ミランでは周りの選手も創造力あふれる選手が多い。
もしかすると、本田圭佑は我々が思っているよりはるかに優れた選手なのかもしれない。
まずはベローナ戦。
いろんな意味で注目したい。