影無茶のスポーツ24/7

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進撃の逸ノ城、止めたのはやはり横綱白鵬!

最初に以下の数字を見て下さい。

逸ノ城  48勝 10敗 勝率.827

白 鵬 865勝185敗 勝率.823

白鵬は別に21休があります)

※相撲レファレンスより参照しました。

これは両力士の生涯戦歴です。

逸ノ城が怪物(状態)である事は間違いありませんが、白鵬逸ノ城とほぼ変わらない生涯勝率を見るにつけ白鵬の偉大さ、凄さを改めて感じずにはいられません。

8割という勝率は毎場所12勝3敗以上を上げないと維持出来ない数字です。

そんな白鵬初土俵から僅か5場所の力士が挑んだ訳ですから、本当は結果は火を見るより明らかです。

ところが、何と言ってもまだ底を見せていない逸ノ城

稀勢の里豪栄道鶴竜と名だたる大関横綱を撃破してきた勢いはもしかしたら・・・という思いを感じさせずにはいられない状況だったと言えるでしょう。

しかし、そういったバブリーな思いを白鵬は見事に粉砕しました。

少し衰えを見せたのかという事もありましたが、まだまだまだまだ他の力士達とは大きな差がありますね。

白鵬自身も話していましたが、正に大きな壁です。

 

逸ノ城ですが当然ながらこれからが肝心です。

立ち合いの変化など上を目指すにあたっては今後弱点になりかねない相撲も見られます。

初顔合わせではその作戦が功を奏しても、2度目3度目となれば本当の強さが求められます。

スケールの大きさは確かなので、ますます精進して、心が身体の成長に追い付き追い越せで頑張ってほしいです。

今日の千秋楽。

今場所元気な巧者安美錦との一番は三役のかかる戦いです。

今日の相撲内容で今場所の活躍が活きるか尻すぼみになるのか、大切な一番です。