突然降ってわいたアギーレ監督の八百長疑惑。
巷には解任論も渦巻きちょっとした騒動になっています。
報道されている記事を読むと、確かに疑わしい香りが充満しているようにも思えます。
大仁会長はそんな噂がある事は全然知らなかったと、何ともまたお気楽な話をされたようですが、「知っていたら採用しなかった」とは余計なひと言と言わざるをえません。
そんなこと誰が関わっていてもあたりまえじゃないですか。
わざわざグレーな人物を選ぶ訳がありません。
ちょっと今回の監督選考はアギーレに盲目的すぎたかもしれませんね。
しかしここまできたらアギーレの言葉「そういったことは一切やっていない」を信じるしかないように個人的には思います。
この後どういった形でこの問題が進行していくのかは何とも言えませんが、仮に2月に裁判所に出頭する事になっても、最終的には疑わしきは罰せずという形で決着するように思います。
有罪にでもなった場合はそれはもう問答無用で更迭しかない訳ですが、無罪だったとしても、今後我々は複雑な感情を持ったままアギーレジャパンを応援することになります。
結局は結果を出してもらうしかない訳です。
理想はザックやオシムや岡ちゃんなど愛すべき監督の元で結果も伴えばそれに越したことはありません。
しかしなかなか天は二物を与えてくれません。
アギーレは過去の代表監督にはない、試合中での戦術転換と選手交代を駆使する事が出来る監督である事は見えてきました。
それによって局面を打開して勝利に導く能力を持っていることもわかりました。
自ら多くの選手を見て、代表に呼び、適応性を確認しながら起用している。
とりあえずアジア大会のメンバーはアギーレの中でほぼ固まっているでしょう。
それなりの手ごたえを感じてアジア大会に臨もうとしている事と察します。
ただアギーレの誤算は今回の騒動により、アジア大会は内容と共に結果も、求められる度合いが疑惑発覚前に比べ、はるかに高くなった事でしょうか。
当然協会はアギーレの後任も調査しているでしょう。
(ハードルが高くなった)結果を出す事が出来なければ電撃的更迭、新監督就任が行われる可能性はあります。
その場合は協会幹部も当然責任を負う覚悟が必要ですが・・・。
いずれにしても年明け早々にアジアカップが始まります。
しばらく疑惑を忘れて試合に集中したいですね。