本当は年が明けて投稿再開するつもりでした。
ところがジャンルは違いますがボクシング井上の衝撃で我慢ならずフライングしてしまいました。
こうなれば恥ずかしながらフィギュアの投稿もフライングさせていただきます。
いつも話題に事欠かない全日本ですが、今回は特別衝撃的な出来事が多かったです。
羽生の絶対的強さと、その後の検査、手術、安静。
町田の突然の引退発表。
小塚の復活と世界選手権代表入り。
男女若手の台頭。
そして今回取り上げさせていただく突然の回転不足判定厳格化?
この問題は小塚選手が取り上げており、代表選手の記者会見で記者団の質問に答えています。。
小塚選手の話は・・・
(前日の記者会見での回転不足に関する発言について)選手が言うべきではないというのは分かっていますけど、一個人として、知識を持ち合わせた観客として見た意見です・・・
出典:スポーツナビ (http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/figureskate/all/1415/columndtl/201412290005-spnavi)
にありますのでご覧ください。
選手の為を思う勇気ある発言で拍手を送りたいです。
明日以降、小塚選手の発言を元にメディアでも今回の判定について意見が飛び交うと思われます。
スポナビでも既にこの事に触れておられるブロガーの方もおられます。
その全ての記事を読ませていただきましたが、私も個人的な思いを載せさせていただきます。
それは村上選手のSPから始まりました。
点数が出た時に見せた彼女の表情は今大会のひとつの象徴ではないでしょうか。
女子を襲った回転不足判定の嵐。
バンクーバー五輪時代に戻ったかのようです(正確にはバンクーバー五輪直前)
解説の荒川さんも途中から判定の厳しさに触れ、選手達のジャンプの出来について慎重な言い回しになりました。
SPだけで20位以内の選手でアンダー判定(回転不足含む)22回。
フリーでは20位以内で何と67回!(数え間違っていたらごめんなさい)
尋常な数ではありません。
ちなみに男子は同じ20位以内でSP3回フリー13回でした。
男女を比較するのは適正でないかもしれませんが、当然オフィシャルジャッジは男女別の方です。
>※12月31日追記
他のブロガーの方の記事へのコメントを読んで回転不足の判定を下すのはテクニカル・コントローラー等3名の役職と知りました。
オフィシャル一覧の上の欄の3名と言う事になりますね。
そんな事も知らんかったんかい!って突っ込みが聞こえてきますが勉強させていただきました。
本来、今年判定面で厳しくなったのはフリップとルッツのエッジ違反です。
!マークも復活しました。
しかし回転不足はそれほど厳格ではなかったように思います。
もっとも何を持って厳格かと言えば答えに窮しますが・・・。
全日本で何故突然にアンダーの判定が厳しくなったのでしょう。
ロシアの選手に対抗するため?
過去のオリンピック女子フィギュアで日本選手が回転不足をよく取られた為?
審判団は厳しく判定する事で若い選手達に矯正の機会を与えようとしたのでしょうか。
それなら事前に今大会は厳しくする旨、選手コーチにアナウンスが必要だったと思います。
今回突然厳しい基準が出来てしまっていたのですから多くの選手は戸惑った事でしょう。
そうでなくても難しい採点競技。
審判が違えば判定基準も違ってしまうという事はやめていただきたいです。