影無茶のスポーツ24/7

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箱根駅伝は良い意味で変わらないですね

まずは皆様に御礼を。

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ありがとうございます。

箱根駅伝が今年も行われました。

すっかり正月の風物詩となった箱根駅伝

もっとも選手や関係者の方々にとっては全く関係ありませんが・・・。

それにしても青学強かったですね。

上位校は実力ある選手達が紙一重でしょうから、コンディショニング、ピーキングの勝利でしょうか。

5区の逆転でチームに勢いがつきました。

逆に駒大は逆転を許しどうしても雰囲気が重くなってしまいます。

馬場選手は気の毒でした。

基本陸上は個人種目で、リレーにしても(バトンパスはあるが)個人能力の合体です。

それに比べて駅伝はチームとしてクローズアップされますので大変です。

過去にもブレーキになってしまった選手は数多くいますが、皆思い出したくないでしょう。

馬場君はまだ3年生なので来年良い思い出を作って欲しいです。

かように最近は山登りの5区がクローズアップされています。

山の神は一体何人いるんだという位に最近5区で活躍する選手が目立ちますからね。

かつてテレビ中継がなかった時代。

ラジオで伴走車に乗っている監督の「いっちにいっちに・・・」というリズミカルな掛け声とアナウンサーの名調子に現場を想像して私たちは駅伝を楽しんだ物です。

しかし衛星放送などで中継可能になってから、山登りの独特な九十九折りのコースを画像で見るのは新鮮であり驚きでした。

特に首都圏の方なら奥座敷である箱根に行かれる方も多いでしょうから、あそこだあそこだ!とか言いながら感慨にふけるという事もあるでしょう。

そんな興味あるコースで最近劇的なドラマが多く起こる物だから5区は余計クローズアップされるのかもしれません。

昔から駅伝はマラソン強化につながるなど言われてきましたし、今も同じように言われてますが、あまり関係ないですね。

他のブロガーの方が詳しく書いておられるのであれですが駅伝についてはややガラパゴス化してきたのでは・・・と言えば言い過ぎですかね。

マラソン強化という事で言えば、7区での東洋服部選手と駒澤西山選手の並走は、お互い仕掛けたりもしていましたが、本来一気に離していくようなレースぶりが必要と思われます。

ですが現実的にチーム競争の駅伝で、最後持たないかもしれないような飛びだしは自重するのは当然と言えます。

逆に最後10区中央の多田選手などはもう9K付近で怪しかったですから普通なら最後まで走れるわけがありません。

それでも棄権せずに走り抜いてしまう。

おそらく自身の足が壊れても皆の為に最後まで走り抜いたのでしょう。

前述の5区馬場君にも全く同じことが言えます。

そこが駅伝の駅伝たるところで、皆の思いをひとつにして襷をつないでいく事が最大の目的なのでしょう。

私たちはそんな日本的なレースを見て感動する事で新たな年のエネルギーを蓄えているのです。

駅伝競技がオリンピックにあればいいんですけどねえ。