甲子園も早やベスト16が出揃いました。
正に今ライブではベスト8の座をかけて東海大甲府と早実が激戦を繰り広げている最中ですが、ここでは出揃ったベスト16をいくつかの数字で括ってみます。
まず恒例の地域別。
北海道・東北4、関東7、北信越1、東海1、近畿1、九州2。
かつてこれほど東高西低の状態があったでしょうか。
鳥羽、九州国際大付、興南にしても2回線はそれぞれ相手も西日本勢でしたので、組合せによってはこれ以上に偏った可能性もあった訳です。
昨年のベスト16と比較すると
北海道・東北4、関東2、北信越4、東海1、近畿2、中国1、九州2。
思い出すのが北信越勢旋風です。
それが今春センバツで敦賀気比の北信越勢初優勝に結びついたのは記憶に新しいところです。
やはり中国・四国勢の衰退がさびしいですね。
特に四国勢には思い入れが強いので巻き返して欲しいという思いが強いです。
今年も東北から4校が勝ち残っています。
いよいよ優勝旗が白河の関を越えるのか注目したいですね。
そういう意味で仙台育英と花巻東がここで対戦してしまうのはもったいないカードになってしまいました。
以下ベスト16をいくつかの数字で括ります
○3回戦のカードについて
1回戦から出場組対2回線から出場組 4試合
1回戦から出場組同士 2試合
2回線から出場組同士 2試合
○ベスト16チームのここまでの投手起用法について
完投勝利 9勝
継投 15勝
○3回戦出場校過去甲子園勝利数(春・夏合計)
鶴岡東 2勝 花咲徳栄 5勝
作新学院 31勝 九州国大付 8勝
健大高崎 11勝 秋田商 17勝
関東一 17勝 中京大中京 133勝
興南 22勝 鳥羽 13勝
○3回戦対戦カード県別対戦成績(春・夏合計)
東京対山梨 東京の3勝2敗
山形対埼玉 埼玉の2勝
石川対神奈川 神奈川の2勝1敗
栃木対福岡 栃木の6勝2敗
群馬対秋田 1勝1敗
東京対愛知 愛知の7勝6敗
宮城対岩手 岩手の2勝
沖縄対京都 沖縄の2勝
100年甲子園。
終わってみれば100年に相応しい高校が優勝したって話はよくあります。
ベスト16のチームの中で相応しいと言えば、
第1回優勝校 鳥羽
古豪最多優勝 中京大中京
王氏が始球式 早稲田実業
戦後70年 興南
節目で地区初優勝 東北のチーム
やや強引ではありますがこういったところでしょうか。
個人的には 仙台育英、東海大相模、中京大中京の3校を挙げさせていただきます。
※数字は「激闘の記憶と栄光の記録」「高校野球百科事典」を参照させていただきました。