影無茶のスポーツ24/7

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夏の甲子園ベスト8を数字で読む

ルーズベルト大統領が生きていたら、高校野球で一番面白いのは準々決勝である・・・と言ったかどうかわかりませんが、ひとつの大きなヤマ場であることは間違いありません。

一時、準々決勝を2日間に分けて2試合ずつ行う事になりましたが、すぐに1日4試合のスタイルに戻し、準決勝との間に休暇日を設けるようにしたのは大正解だと思います。

そのベスト8がついに決まりました。

甲子園に出てきたチームは一つ勝つというのがまずもっての目標でしょうが、ベスト8に残るというのは明確な目標として、到達した時の達成感は格別でしょう。

各試合の詳細な予想分析は私など足元にも及ばないほどの素晴らしい記事を複数の方が投稿されておられるので私は変化球記事で投稿させて頂きます(汗;)

ベスト16でも書かせて頂いたいくつかの数字でベスト8のチームも同様に括ってみます。

①地域別

東北2、関東4、九州2

かなり極端に偏りました。

九州勢の頑張りがなければ空前の西日本勢壊滅状態となるところでした。

甲子園に来てより成長した趣の九州国際大付属に甲子園13連勝の興南

東北勢は春夏合わせて過去10度の決勝戦での敗退。

悲願の初優勝を目指して東北代表決定戦の如く、3回戦に続き東北勢同士の対戦となりました。

関東は昨年精彩を欠いたものの僅か1年で再び勢いを取り戻しました。

平成10年以降春6度、夏7度の優勝を誇る関東勢。

ベスト8に4校が名を連ねました。

②1回戦組・2回戦組について

準々決勝4試合

1回戦から出場組対2回線から出場組 1試合 秋田商対仙台育英

1回戦から出場組同士        1試合 早稲田実九州国際大付

2回線から出場組同士        2試合 花咲徳栄東海大相模

                      興南対関東一

今年の夏の甲子園組合せが決まった時に書かせて頂いたように、今年は1回戦組対2回線組の決勝戦と予想していますので、仙台育英東海大相模という決勝戦を予想する訳ですが、こればかりは抽選もあるので何とも言えません。

まあ、それ以外でもこのパターンの組合せは幾通りかある訳ですが・・・。

③ベスト8チーム、ここまでの投手起用法

秋田商(完投、完投)仙台育英(継投、完投、継投)早稲田実(継投、継投、継投)九州国際大(継投、継投、完投)

花咲徳栄(継投、継投)東海大相模(継投、継投)興南(継投、完投)関東一(継投、継投)

全て完投で勝ちぬいたのは秋田商ただ1校。

やはり現代高校野球は複数の力を持った投手による継投起用がトレンドであることは間違いないでしょう。

④ベスト8対戦カード県別対戦成績(春・夏合計)

東京対福岡   東京の15勝10敗

埼玉対神奈川  神奈川の2勝1敗

秋田対宮城   初対戦!   

沖縄対東京   沖縄の5勝4敗

100年甲子園もいよいよヤマ場を迎えました。

ベスト4がどのような顔ぶれになるのか。

東京対九州勢が2試合。

私が常々書かせて頂く2分の1の神話作戦でいくと東京勢と九州勢がそれぞれ1校ずつ。

完投対決は東海大相模

東北対決は仙台育英

このようにほんのちょこっと予想もさせていただいて〆とさせていただきます。