「あっと驚くサンドピアリス」「ベガはベガでもホクトベガ」など杉本アナの名調子が思い出されるエリザベス女王杯。その昔、俗に言う4歳牝馬三冠の最終関門だった頃は荒れるレースが多かった印象がありますね。古馬牝馬も参加出来るようになってからは強い馬が勝つレースになりましたが果して今年は・・・。
今のように馬連も3連単もなかった時代、前述のサンドピアリスのレースは1着が20番人気(最低人気)2着ヤマフリアルが10番人気、3着シンビクトリーが14番人気。
当時テレビで見ていましたが、とんでもない単勝・複勝配当が出て、杉本アナが金額を読み上げた後、当時はやっていた占い師のフレーズである「こんなん出ましたけど」と言ったのを忘れる事が出来ません。
もし3連単があればとんでもない配当になってましたね。
あと、17番人気タケノベルベットが勝って馬連7万円以上ついた年、当時植島啓司教授がサンスポに連載を持っていてこれを的中させたんですねえ~。
読み物としても面白かったですが、その後見る目が変わりましたよ(笑)
こうして見るとエリザベス女王杯ってけっこう印象に残るレース多いですが、思い出を語り始めたら止まりませんのでこの辺で今年の展望に移ります。
古馬にも開放されたエリザベス女王杯ですが、秋華賞好走の3歳は毎年好走しています。
2000年以降15回の内、秋華賞組は実に11回連に絡んでいるので無視出来ません。
ただ、先行有利とされる京都2200、この2頭はどちらかと言うと後ろからくる競馬というのが気になります。
古馬牝馬については、秋の牝馬限定GⅠがエリザベス女王杯しかない為、当然ここを目標にしてきます。
然り、牝馬の一線級がここを目指してくるのでなかなか紛れが起きにくいんですね。
リピーターがやたらと多いのも特徴です。
それだけ強い牝馬は限られているということでしょう。
ですので無理な狙いは禁物で、強い馬を素直に狙う。
これが的中への近道と言えるでしょう。
今年の顔ぶれを見て、いわゆる格付け上位とされる古馬を書き出してみると・・・。
内からフーラブライド、ラキシス、メイショウマンボ、スマートレイアー、ヌーヴォレコルトあたりでしょうか。
喉から手が出るほど欲しいGⅠタイトルのフーラブライドですが、ちょっと足りない。
今年はメンバー的にはチャンス有りなんですが自身もピークを過ぎた感があり・・・。
京都コースも強かった。
いずれも過去形にならざるを得ない近走の成績。
ただ実績と言う点では申し分がないので、こういった馬はいつ走るかわからないという面があります。
3連系馬券なら3着ということは常に頭の片隅に置かないといけません。
ただ、このレース凡走で引退ということもあり得ますね。
ラキシスは連覇を狙います。
ここで3着以内に入れば3年連続馬券圏内。
アドマイヤグルーブ、スイープトウショウという前例もあります。
やはりはずせません。
ヌーヴォレコルトは昨年2着。
是非とも取りたいタイトル。
オールカマー2着から確実に上積みがあるでしょう。
これに秋華賞組を加えるかどうかですが、今年はもう1頭忘れていけない馬がいます。
そうルージュバック。
優駿牝馬2着以来ですが、距離はちょうど良いし、人気もほどほどでしょう。
久々は気になりますが、狙うならここしかないかと。
そんなこんなで印をつけると、
▲ラキシス
以上のように決定しました!