今日のニュースに昨年のエリザベス女王杯馬ラキシスと、ついこの間チャンピオンカップを制したばかりのサンビスタが共に引退して繁殖入りすることが発表されていました。角居厩舎は10月にディアデラマドレも引退しており、牝馬王国にとってはさびしい年末となりました。
ディアデラマドレ GⅡ1勝・GⅢ2勝
ラキシス GⅠ1勝・GⅡ1勝
サンビスタ GⅠ2勝(地方GⅠ1勝含む)GⅡ(地方)1勝・GⅢ(地方)3勝
過去には超ド級牝馬ウォッカもいましたしトールポピーも印象に残る馬でした。
現役ではGⅡ2勝でGⅠ出走実に12戦のデニムアンドルビーがいますが、ちょっとさびしくなりました。
しかし確かにラキシスは夏以降ピークを過ぎたような走りであったことは事実です。
おそらく彼女自身が子孫を残す方向に目覚めたのだと思います。
サンビスタにしても、無理をさせずGⅠ制覇を手土産に引退。
角居師の馬への愛情が感じられる見事な引き際だと思います。
今年の角居厩舎は現時点で28勝。
コンスタントに年間50勝をあげ常にリーディング争いをしていた事を考えると嘘のような不振と言って差し支えないでしょう。
しかしサンビスタのチャンピオンカップに続きGⅢチャレンジカップをフルーキーが重賞初制覇で飾るなど、ここへきてらしさが見えてきました。
角居舎を長く支えてきた牝馬達は引退しましたが、おそらく新たな牝馬が育って厩舎を支える面子が揃ってくるでしょう。
それと共に再びリーディングを激しく争う角居厩舎が見られる事を信じています。