ドゥラメンテの異次元の強さ、いよいよ始める3歳クラシックロード。盛り上がりを見せる中央競馬ですが、忘れてならないのは16年ぶりに誕生するJRA女性騎手の藤田菜七子さんです。
何しろ16年ぶりです。
それだけで話題になりますが、ルックスもチャーミングな藤田騎手。
デビュー前からマスコミでけっこう取り上げられています。
しかし当然のことながら可愛いだけで競馬学校を卒業しデビューできるはずもありません。
16年前以前は複数の女性騎手が同時期に在籍していたのに比べ、藤田騎手はただ一人。
ほぼ男社会の中で頑張ってここまできただけでも半端ではありません。
先日の川崎競馬での騎乗ぶりをニュースで見る事が出来ました。
その騎乗ぶり、なかなか良かったのではないでしょうか。
2着に入ったレースなので良く見えるのはあたりまえかもしれません。
ですが、フォームも安定しており、何しろ追えるって印象です。
女性特有の柔らかさも馬にはプラスになるでしょう。
もちろんそこはプロの集団。
そんな簡単に勝たせてくれるほど甘いものではないでしょう。
しかし彼女にはそれを乗り越える何かが備わっているように思えます。
かつてJRAに所属した6名の女性騎手で最高成績は牧原さんの通産34勝。
ついで西原さんの17勝、今もレポーターなどで活躍する細江さんが14勝と続きます。
藤田ジョッキーにはこの記録を超える可能性が十分あります。
所属はと見ると美浦根本厩舎なんですね!
根本氏と言えば調教師としては御世辞にも成功していると言いにくい(失礼)んですが、
ジョッキーとしてはなかなか個性的で記憶に残ってます。
と思えば世紀の落馬など波乱万丈の騎手生活でした。
根本氏なら藤田騎手をうまく競馬社会に馴染ませてくれるのではないでしょうか。
JRAでのデビューが楽しみです。