影無茶のスポーツ24/7

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なでしこジャパン未来へ向かって新たな一歩

なでしこがオリンピック予選最終戦を勝利で終えました。。オーストラリア、中国についで3位という結果。間違いなく世界を魅了してきた「なでしこ」のパスサッカー。リオへの道を閉ざされ終焉を迎えた佐々木ジャパンですが、これまでの栄光が色あせることは決してありません。

2勝1分2敗勝点7。

まさかの予選敗退で仕方のないことかもしれませんが、バッシングに近い声も聞こえてきます。

結果がすべての代表戦とはいえ、敗因を分析する中で全く未来につながらない内容が見受けられるのは残念です。

やれ佐々木監督と選手達に溝が出来た。

やれ宮間選手が厳しすぎて孤立する。

やれ大儀見の発言に対しての不満・・・。

それらは確かにあったでしょう。

しかし総括される内容としてはどうかと思う内容。

次への一歩を踏み出す為の総括こそ求められています。

今回若手選手の召集が見送られベテラン選手に頼る構成になった事に対し佐々木監督への批判があります。

これに関して私の思いは、代表監督なんだから勝つための選考をするのは当たり前で、その結果が今回の召集だったということに尽きます。

予選で敗退したのは結果論で、その責任を取る形で佐々木監督は辞意を表明した。

それ以上でも以下でもありません。

若手選手達の伸びが想定以下だった。

少なくとも佐々木監督のジャッジはそういうことだった訳です。

代表チームは選手を育てる場ではありません。

選手を育てるのはクラブチーム。

代表は大会で勝つ事を求められ、テストマッチは選手選考の場です。

確かになでしこは他国との試合が少なかったので若手選手を国際試合で試す場が少なかった。

これは今後の課題でしょう。

今後大きな大会は2018年アジアカップ、2019年Wカップまでありません。

これを機にいよいよ若手主体へのチームへ脱却しなければなりません。

サッカーに限らず時代は常に若手を応援し味方してくれます。

もしベテランを使っていくならディフェンスに起用して、攻撃陣はフレッシュなメンバーで構成するのが良いと思います。

いずれにしても一つの時代が過ぎようとしています。

華麗なるパスサッカー。

無類なる勝負強さ。

Wカップ優勝という夢のようなシーンを実現させてくれた、佐々木なでしこジャパン

こんな陳腐な書き方は好きではないのですが、心から「ありがとう!」と言わせてもらうと共に、新生なでしこが再び大舞台で活躍する事を信じてこれからも応援させていただきます。