影無茶のスポーツ24/7

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GPシリーズを終えて女子編・浅田の左ひざが心配

シーズン前半のひとつのヤマ場GPファイナルが終わりました。

女子はメドベジェワが2連覇、男子は羽生が前人未到の4連覇。

終わってみれば額面通りの結果になりました。

ソチから3年、トリプルアクセルは必須のジャンプとはならず、多くの選手は3回転3回転をメーンに、演技後半のジャンプを増やす構成でピョンチャンへのぞみそうです。

日本勢ではただ一人出場した宮原が2年連続の銀メダル。

着実に力をつけて今や表彰台の常連です。

彼女の代名詞となった安定感。

ちょっと今までの日本選手にいないタイプの選手になってきました。

「私失敗しないので」

控えめな宮原なのでこんな発言は出るはずもありませんが、そういった領域に入ってきました。

日本選手の中ではピョンチャンで最も計算できる選手に成長しました。

さて浅田ですが、復活して2シーズン目の今季。

ここまで不本意なシーズンでファイナル出場も成りませんでした。

限界説がささやかれていますが、半分否定半分肯定という感じです。

浅田の不調の原因は左ひざの怪我がすべてでしょう。

万全ならピョンチャンで表彰台を狙えるポテンシャルを十分維持しています。

今後については、どこまで膝が回復するかに尽きるのではないでしょうか。

復帰したからにはピョンチャンを目指すことが最大目標でしょう。

ピョンチャンで持てる力を全て発揮する。

誰が何と言おうと本心はそれしかなかったはずです。

しかし浅田を襲った左ひざの故障。

勤続疲労なのでしょうか。

左ひざが完全に元の状態に戻るのは難しいのかもしれません。

しかしオリンピック1年前の大切なシーズン。

今シーズンの世界選手権に出る事はとても大切です。

GPファイナルに出られなかったのは膝の回復を考えればかえって良かったと思います。

世界選手権の選考基準は全日本の成績が最重要視されます。

全日本に照準を合わせて代表3人枠に入る。

そうすれば世界フィギュアまで3カ月近くあります。

代表に入りさえすれば調子を上げていけるでしょう。

浅田にとって全日本は大一番となりますが是非とも輝いて欲しいです。

ロシアティーン勢。

相変わらず層が厚い。

エフゲニア「セーラームーン」メドベジェワは更なる進化を遂げていました。

ピョンチャンへの最終兵器は彼女なのか・・・。

それはまだわかりません。

2年続けて輝く選手は多いです。

ところが最近ロシア勢はシニアデビュー後の好調期間が長く続きません。

ロシア女子に限っては来季オリンピックシーズンが始まらないと確かな勢力図は見えません。

おそらく全米選手権に照準を合わせGPシリーズはあくまで調整と割り切っていると考えられる米国勢。

その他にもまだまだピョンチャンを目標に多くの選手が精進しているところです。

まずは今季の世界フィギュア

いよいよピョンチャンへの最終コーナーにかかってきました。