影無茶のスポーツ24/7

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井上尚弥は我が道を進む

ロマゴンが負けた!?

驚きの結果が舞いこんできました。

世紀のマッチを熱望していた井上も目の前で起こった出来事に整理がつかないでしょう。

最初ロマゴンに土をつけるのは自分だと思っていたはずですから一時的にモチベーションが低下するのは致し方ないです。

とは言っても依然としてロマゴンに勝つことは値打ちがあるので、実現を模索するのは間違いではありません。

絶対王者への道を進む中でロマゴンに勝つ意義はとても大きく金看板と成りえます。

しかしロマゴンが敗れたことで事情が変わりました。

当然ロマゴンは王者返り咲きを優先するので実現するとしても大きく後にずれ込んでしまいます。

そこまで待つ意義を見いだすのかどうかという判断になります。

井上は将来はバンタム転向を考えていると言われてます。

ロマゴンに勝ってバンタム転向が最も望ましいストーリーだったのは間違いありません。

ただ、今の流れではどうもロマゴンに勝つという金看板は掲げなくなりそうです。

こうなったら、これも実現するには大変なハードルがあると思いますが、まずはファン・フランシスコ・エストラーダと勝負付けを済ませて欲しいです。

WBAの無敗王者カリッド・ヤファイと統一戦も実現して欲しいですが、イギリスの王者は全て国内でのファイトを目論んでいるのでこれも実現するには相当のハードルが立ちはだかっているように思います。

山中選手がバンタムで対戦相手に苦労し、どの選手が選ばれても弱い相手と思われてしまうのも様々な利害関係が絡み本当にファンが望む対決が実現しないということなのでしょう。

こうなれば井上は少々の不利は承知で敵地にも乗り込み自身が勝ち続けて最高峰に上り詰め、ロマゴンが他の選手の標的(目標)であったように井上自らが目標となり、挑戦してくる選手をことごとく退ける。

そういった位置に上り詰める。

これが井上尚弥の進む道だと考えます。

それにしてもロマゴンが敗れたのはボクシング計量クラス界を揺るがす出来事でしたね。

まずは井上5度目の防衛戦の相手が誰になるのか。

注目です。