影無茶のスポーツ24/7

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先週のジャイアンツ(6月23日~25日)失望一歩手前で踏ん張った

相手に先制を許した試合21連敗というのは尋常な数字ではありませんが何とかストップ。

まずは先週の数字(と言っても3日間ですが)

○スコア

6月23日 対ドラゴンズ 0対1●

6月24日 対ドラゴンズ 2対8●

6月25日 対ドラゴンズ 4対3○

○主な打者の成績

陽   10打数3安打.300 打点2

坂本  10打数2安打.200 打点1

マギー 10打数2安打.200 打点2

長野  11打数5安打.455

村田  11打数1安打.091

小林   8打数0安打.000

石川   6打数1安打.167 打点1

山本   6打数1安打.167

辻    5打数1安打.200

週間チーム打率 89打数16安打.180

○先発投手成績

6月23日  菅野  8回 自責点

6月24日  マイコラス 6回2/3 自責点

6月25日  山口俊 6回 自責点

週間チーム防御率 27回 自責点11 3.67

交流戦最終周でチーム状態が上向きリーグ再開での期待は高かったです。

相手はドラゴンズ。

お世辞にも好調とは言えません。

勢いをそのまま持続してくれると思っていました。

ところが初戦、菅野好投打線見殺しパターンが復活。

今季7度目の完封負け。

2戦目マイコラスが打たれ、小笠原に完封負け目前でマギーのホームランでやっとこさ阻止。

ローテーションを変えて3連勝も目論んだはずのドラゴンズ3連戦なのに・・・。

この時点でほとんど期待は失望に変わっていました。

俄かに注目を浴び始めた相手に先制を許した試合での連敗記録。

この時点で21まで数字が伸びていました。

あまりにひどい数字で今年のジャイアンツの状態を表しているなあと改めて強く感じました。

結局今年はベンチワークで勝つことなんてほとんどなかったのだと・・・。

せっかく交流戦最後に良いムードをつくることが出来たのにそれを活かせないもどかしさ。

今年はやっぱりダメだなと思った3戦目。

元気印の石川選手がやってくれました。

2戦目でひどい守備を披露してしまった陽が汚名返上とばかりにタイムリー。

同点で代打石川。

ここ20打席ヒットがありません。

打率も.241まで下がっていました。

しかしここで起死回生サヨナラタイムリーヒット

やってくれました。

よくジャイアンツに来てくれました。

仮に大田選手がジャイアンツに残っていてこの場面で打てたかと言うと難しかったのではないでしょうか。

大田もファイターズで存在感を高めていますし、良いトレードだったと言えるのでしょう。

結果、土俵際に追い詰められたジャイアンツが徳俵で残ることの出来た1戦となりました。

先制を許した試合での連敗がストップしたのは助かりました。

毎試合言われるところでしたので、これで言われなくて済みます。

ただでさえ勝てないのにこれ以上余計な(自業自得ですが)プレッシャーをかけて欲しくありません。

これで今季通算30勝38敗の借金8。

先制を許した試合の連敗は21で止まりましたが、同条件で見るとこれでやっと7勝31敗。

6球団で一番悪い勝率です。

チーム作りの失敗が現状につながっていると思われる中、山本、辻などを積極的に起用するなど将来への布石も打ち始めたジャイアンツ。

この状況でメークドラマなんて夢のような事は言えませんが、来季につながる戦いを後半戦は見せてもらわなければなりません。

それが結局CS出場につながることにもなる訳です。

5割を目標に考えると残り75試合を42勝33敗。

これで最終72勝71敗です。

これは決して高望みではありません(そう思いたい)

今週はスワローズと2戦、ベイスターズと3戦。

緩やかな日程です。

今週から来週にかけては今後を占う大切な戦いです。

結局期待が失望にかわることがないように。

希望を見せていただきたいです。