影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

マクラーレン・ホンダを応援し続ける記事 第11戦ハンガリーGP マクラーレンの判断やいかに

ホッとしました。

これが率直な感想です。

ハンガロリンクマクラーレン・ホンダにとってポイント獲得最大のチャンスと言われていたのは皆さんご承知の通り。

アロンソも長谷川代表もエリック・ブーリエも口を揃えてチャンス、チャンスと言ってましたがこれで結果が出なかったら・・・。

それを考えると・・・いや考えたくはなかった・・・いやいや、考えないようにしました。

でもって、ハンガリーGPの結果は

フェルナンド・アロンソ 6位入賞!8ポイント獲得 ファステストラップ獲得!

ストフェル・バンドーン10位入賞!1ポイント獲得

あのザウバーを抜いてコンストラクターズ9位浮上!

やってくれました。

2台揃ってQ3進出でグリッドも上位3強につぐ7番手、8番手。

決勝レースでは何が起こるか分からず、ドライバーの腕だけでは回避出来ない不足の事態も起こりえるので、予選結果を見た時点でひとつの成果を出せたと思って喜んでいましたが、やはり決勝レースで2台入賞成ったのは今季これまでで最も嬉しい出来事です。

現時点で望みうる最高の部類に入る結果でしょう。

しかもアロンソはファステストラップまで叩きだしました。

これには驚きました。

いくらパワーユニットの差が出にくいコースでも、ファステストを獲得するアロンソのアグレッシブな走りはお見事というしかありません。

現F1最高のドライバーであることを証明する走りでしたね。

夏休み前最後のGP。

ホンダとしては現時点で出来る事は全てやりつくしたでしょう。

当然シャシーとの相性も有りますが、フリー走行、予選、決勝とトラブルらしいトラブルもなく走り切れたのは事実。

果たして来季の契約はどうなるのか。

ここまでの情報を細かく見ていくと、既にマクラーレン側は意志を固めていると思います。

ホンダもハンガリーでひとつの結果をマクラーレンに示す事は出来ました。

さらに長谷川氏はスペック4の存在を明らかにし、スペック5へと進化を続ける意思も示しています。

果たしてマクラーレンは来季もホンダとの契約を続けていくのか。

ホンダはもちろんのこと、マクラーレンアロンソもそれが一番望ましいと思っていることは間違いないでしょう。

しかし勝ってなんぼの世界。

あまりにもここまでの結果はひどすぎました。

スペック3になってようやく、コース的に難しいとされていたイギリスGPでバンドーンがQ3に進出。

ハンガリーでは待望のダブルでQ3進出から決勝でダブル入賞。

スペック3は確実に成果を出しつつあります。

それでもコンストラクターズでようやく最下位脱出の11ポイント。

メルセデス357ポイント

フェラーリ318ポイント

レッドブル184ポイント

3強はまだ遥か前方を走っています。

ザウバーがホンダとの契約を白紙にしたのもあまり良いニュースではありません。

来年も応援し続ける記事が書けるのか。

その可能性は五分五分と思います。

ホンダはやるべきことはやりました。

出来ればシーズン当初にこのレベルには到達していて欲しかった。

マクラーレンの決断や如何に。

ベルギーGPは8月25日から。

来季もホンダとのパートナーシップが続くことが明らかになり、高速スパでもパフォーマンスを十分に発揮するホンダパワーユニット

そういった状況になっていて欲しい、

そう願う今日この頃です。