影無茶のスポーツ24/7

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第99回夏の甲子園 感想 その1

夏の甲子園も4日が過ぎました。

まず思うのはよく点が入るということ。

17本塁打はけっこうハイペースではないでしょうか。

これだけ暑いと投手は大変です。

とてもじゃないですがエース一人で勝ちぬくのは至難の業で健康的にも問題です。

かといって複数の投手を擁すると万全かというと、それはそれで継投が難しく、タラレバは禁物ですが中京大中京は投手を変えなければ結果は違っていたかもしれません。

それにしても今日の組合せは確かにすごかった。

このまま準々決勝でも全然おかしくないカードでした。

4日目にして早くも今回出場した5校の春夏連覇経験校の内4校が敗れ、大阪桐蔭だけ残ったというのは何かの暗示でしょうか。

ここまでの4日間を振り返ってみます。

各地区の代表校が出場しましたが地区別に見ると

北海道・東北2勝1敗

関東    2勝5敗

中部北信越 2勝0敗

東海    1勝2敗

近畿    3勝0敗

中国    1勝3敗

四国    2勝0敗

九州    2勝4敗

はっきりと傾向がでてしまってますね。

関東勢の不振が目立ちます。

近畿は3勝ですが、次が智弁和歌山大阪桐蔭のつぶし合い。

今日あたりの智弁和歌山の攻撃を見ると強かった頃の迫力が戻りつつありますね。

やはり近畿は和歌山が強くないといけません。

今年の智弁和歌山だと大阪桐蔭もどうなるかわかりませんよ。

春季大会では大阪桐蔭が6対3で勝っていますけども。

この勝者が仙台育英日本文理のゾーンと3回戦ですからベスト8進出だけでも大変です。

今年は1回戦登場組に強豪有力校が固まった印象で、激しくつぶし合いをするので、ただでさえ1試合多いのに・・・と思う向きもあるかもしれませんが、実は過去10年間決勝進出校を見ると、1回戦登場組9校、2回戦登場組11校なんですが、優勝は1回戦組が7校で2回戦組は3校だけです。

この中に1回戦組同士の決勝が1試合、2回戦組同士の決勝が2試合あるので(去年がそうでした)1回戦組、2回戦組の対決になった場合は1回戦組の6勝1敗なんですね。

ベスト8の抽選にもよりますが、今年は強豪が揃った1回戦組同士の決勝戦になるような気がします。

今年の関西は暑いだけでなく異常に蒸していますから、この気候になれていない地区の球児は大変です。

ほんと蒸し暑くて、昼間の甲子園球場で試合なんて無茶苦茶だと思う過酷な条件です。

この暑さに慣れている近畿勢が他地区に比べて有利だと思いますね。

それにしても大阪桐蔭のゾーンは大変です。

ではまた。