影無茶のスポーツ24/7

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山中慎介13度目防衛ならず ネリはやっぱり強かった

具志堅氏に並ぶ13度目の防衛なるか。

山中慎介、最強の敵ルイス・ネリを迎えてのWBC世界バンタム級タイトルマッチ。

実は12度目の防衛後、相手はルイス・ネリしかいないと思った時から嫌な予感がありました。

神の左は健在ですが、明らかに被弾してしまう場面が多くなり、ネリのパンチを受けた時に果たして耐えられるのだろうか。

そんな不安が頭から離れませんでした。

実際に最近の山中チャンピオンの戦いぶりを見てそう感じていたファンは多いと思います。

そうして迎えた本番。

山中選手は事前に伝えられた通り好調な動き。

これなら・・・と思わせる身体の切れとパンチスピードも充分でした。

ネリは思った通りのド迫力。

右を当ててから繰り出す左のフックはスピード、破壊力共に恐ろしい程の迫力。

目を離す瞬間もない程の緊迫した戦いは見た目ネリが重いパンチを繰り出して優位に見えますが、山中もしっかり相手を見据えて右のジャブから左ストレートをネリの顔面、ボディに見舞い、これにはネリも明らかに嫌がっていました。

しかし若いという強みでしょうか。

ネリのパンチが山中にヒットしてからの怒涛の攻撃は、若さゆえの勢いとしか表現できません。

長谷川穂積とモンティエルの戦いを思い出しました。

あの時、一瞬の油断でモンティエルのパンチを受けた長谷川がその後の怒涛の攻撃で反撃する事が出来ず敗れてしまった。

今回もネリの攻撃をかわす事が出来ず一方的に受けてしまいました。

選手同士の関係性で言えば、井上尚弥がオマール・ナルバエスを倒した時が思いだされます。

若さで勢いに勝る井上が百戦錬磨のナルバエスを倒した試合。

若さというのは最大の武器です。

陣営のタオルは、山中が大きなダメージを受けるのを避けるためというのは当然あるでしょうが、捲土重来、再度のチャンスにかけようと考えたからに他ならないと思います。

おそらく山中選手は現役を続行すると思います。

相手はネリになるのか他の団体になるのか、それこそ今触れるのは気が早すぎますが、何より山中選手自身が納得いかないであろう現在の状況で辞めるはずもありません。

年齢のことは当然ありますが、ダメージを最小限に食い止めることが出来たので、しばらく休養してもう一度チャンスを狙って欲しいと思います。

ルイス・ネリ  24戦24勝(18KO)

山中慎介    30戦27勝(20KO)1敗2分