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平昌オリンピック雑感 その5 スピードスケートショートラック

スピードスケートショートラックってかなり無理な競技だと思いませんか?

あの狭いコースに4人がオープンコースで何週も何週も滑るんですから、接触が起きない訳がありません。

特にリレーは、テレビならばまだ状況を説明してくれるのである程度は順位やあと何週滑るかわかりますが、会場で見た場合果たして理解出来るんでしょうか?

レースのたびに審議があって失格選手がコールされる。

何かアクシデントが起こるのではと期待しながら見ている人も多かったりして・・・。

年配の方ならご存知だと思いますが、私はショートトラックを見ると必ず昔一世を風靡したローラーゲームを思い出します。

ローラーゲームは2度日本でブームがあり、近い方から書くと東京ボンバーズ

佐々木ヨーコ、小泉ヒロシしかもう名前は憶えていませんが、あっ、小泉博って東宝の俳優の方ではありませんよ。

俳優の小泉博はアナウンサーから俳優に転身して怪獣映画全盛期にゴジラ映画によく出ていました。

モスラ対ゴジラ、それに続く地球最大の決戦ではザ・ピーナッツの小美人と共にゴジラキングギドラと戦っていましたし、クイズグランプリの司会を長年やっていて、顔を見ない日はありませんでした。

その小泉博ではありません。

佐々木ヨーコは当然オノヨーコではなく、オノヨーコはジョンレノンの奥様ですが、私はビートルズではポールマッカトニー派で、ちなみにジャイアンツでは王派ですが、オノヨーコとの結婚がビートルズ解散の引き金になったようで、それは複雑な気持ちではあります。

東京ボンバーズは大人気。

テレビ中継もされて私も見ていましたが、実はそれよりもっと前、ずっと前、東京ボンバーズの影も形もなかった時、アメリカのチーム同士の対戦がなぜか日本で放映されていて、ロサンゼルス・サンダーバードってベビーフェイスのチームがあって、ニューヨーク・ボンバーズやテキサス・アウトローズなどのヒールチームとの試合が確か土曜日に放映されていました。

サンダーバードはいかにも人気者の名前で、ボンバーズやアウトローズはいかにもヒールチームらしい名前なのが笑えますね。

ローラーゲームは簡単に書くと、二人のスケーターが相手チームの選手を制限時間内に抜いた人数が得点になり、相手チームは抜かさないように大きい選手がガードして得点を許さないという攻防戦です。

サンダーバードの選手はかっこよくて、頭脳プレーで相手選手を抜いていきますが、ボンバーズやアウトローズはそれを防ごうと大柄の選手が反則すれすれで、ぼっこぼこに叩きのめす訳です。

試合はだいたいいつも途中までサンダーバードは不利な状況で、選手も痛みつけられて見ている方はハラハラドキドキしているんですが、最後は神がかり的なプレーでサンダーバードが逆転勝利するというのがお決まりのパターンで、今考えると完全にショーアップされたものだったわけですが、当時小学生だった私は手に汗握って必死でサンダーバードを応援していました。

純粋だったんですね(笑)

映像は当然アメリカの放映を使っていましたが、ミッキー安川という英語ペラペラの男がサンダーバードびいきの実況をかぶせていたのを思い出します。

当時では珍しかったスタイリッシュなこのスポーツは大人気となり、日本でもサンダーバードが来日して公式戦が開催されました。

当然の事ながら私もサンダーバードが大好きで、大阪府立体育会館に見に行ってテレビで見るのと同じように、最後大逆転でサンダーバードが勝利して大興奮したのを思い出すのでありました。

(オリンピックの話はどこいったんや!)