金メダル確実と言われて実際に金メダルを取ることの難しさは歴史が証明しています。
その重圧の中で女子チームパシュートが見事金メダルを獲得。
オランダとの決勝は手に汗握るレース展開で、途中オランダにリードを許した時は、後半は日本が強いとわかっていてもドキドキしました。
これで獲得メダルが長野を超えて過去最多。
まだ2~3個上積みの可能性もあり、大会期間中ほぼ毎日期待を持って各競技を見ることが出来るとは、ひと昔前では考えられなかったことですね。
ところでいつも思うんですが、チームパシュートの映像ってなんだか不思議な感じしませんか?
現場ではなくテレビでの観戦に限りますが、あのユニフォームで3人が並んで滑っている映像。
画面の上下に半周ごとに引かれているラインを滑りぬけていく映像。
とってもSF的なんですね。
ユニフォームとゴーグルがそれを際立たせているのだと思いますが、宇宙的な未来的な、SFといってもターミネーターとかエイリアンのような感じではなく、2001年宇宙の旅的な、音楽で言うとロックではなくテクノ的な、どちらかと言うと単純な音の繰り返し的な音楽・・・。
もう感覚的にしか書いていないので、何言ってるんだこいつ・・・って思われる方も多いと思いますが、あの映像を見るといつも脳裏に音楽が流れて不思議な感覚に陥っています。
さすがに決勝では音楽より応援に力を入れてましたけどね。
それにしても今回の女子スピードスケート陣は大会前にかなりの期待を持たれていた訳ですが、ほぼ満点に近い成績を残すことが出来たということで、一気に世界のトップに躍り出ることになりました。
今回だけの突然変異とは思えず、お家芸と言われていた男子500に加え、今後は幅広い距離で常にメダル争いが出来る。
平昌は女子スピードスケート陣にとってブレイクスルーがなった大会として位置づけられるでしょう。
強引にまとめてしまいました。