平昌オリンピック終了後、メダリスト達がバラエティーに出演することに異議を唱える人がいます。
そのほとんどは選手たちではなく、選手を起用しているマスコミ側に向けられてはいるんですが、どちらにしても、まあいいじゃないですか・・・というのが私の思いです。
MCのバカげた質問や、選手を視聴率取りの道具として扱う番組作りは確かに問題ありますが、よく見ると、選手たちのほとんどは楽しんでいるんですよね、これが。
日頃は練習練習また練習。
若い男女が遊ぶ時間もままならず、目標に向かって血の滲む努力を続けてきた訳です。
こういう場は必要ですよね。
実は私も以前は、こういう番組を全面否定してました。
勝手にオリンピアンのイメージを作っていたんでしょうね。
しかしテレビ画面を通じてバラエティに出演している選手たちを見ると、総じて楽しくはじけている姿が映っている。
そういう場が苦手な選手もいますが、それはそれで自らが上手くフェードアウトしていきます。
俳優の場合はプライベートな性格がわかってしまうと、役者に戻った時にプライベートイメージと役どころがあまりに違う場合に感情移入が出来ないことがあります。
しかしスポーツ選手の場合、逆に選手をより一層応援することにつながるかもしれません。
オリンピックが終わって、少し気が緩むほんのひと時。
選手たちは、すぐ次の目標に向かって練習漬けになってしまいます。
テレビ出演を選手たちは、頑張った事へのご褒美と思っているんじゃないでしょうか。
テレビ局は視聴率をとれる。
視聴者は(自ら番組を選択して)選手たちの普段見られない姿を見ることが出来る。
選手たちは日頃たまったガス抜きを楽しく行え、次の目標に向かってエネルギーを蓄えることが出来る。
見たくない人はチャンネルを変えれば済むことですし、誰にも被害が及びません。
それでいいやん・・・って思うようになりました。
私、実を言うと私は見ていません・・・。