急転直下、上原投手のジャイアンツ復帰が決まりました。
ニュース映像でブルペンピッチングを見ただけですが、彼らしい球がきてましたね。
ちょっとホップするような感じ。
速いテンポで投げる小気味よいピッチング。
全く年を感じさせません。
中継ぎ1イニングならほぼ完ぺきに抑えてくれるでしょう。
さらに澤村投手の復活。
オープン戦早くも2試合に登板して結果を出しています。
これは大きい。
昨年のジャイアンツ。
ご存知のように先発陣は
菅野 17勝5敗
マイコラス14勝8敗
田口 13勝4敗
この3人で貯金27も稼いでいるのにチーム全体では貯金4でCS進出ならず。
悪い冗談としか思えない状況でした。
それもこれもブルペン陣の出来が悪かったことが原因です。
今年は上記二人の復活で、マシソン、カネミロも精神的に楽になります。
谷岡、田原、桜井も開幕1軍を狙って頑張っています。
復活と言えば高木京もオープン戦でひそかに復活しています。
バランス的に左が少ないので高木京の役割は案外大きくなるかもしれません。
先発が7回まで投げてリードしておれば、残りを上原、澤村、マシソン、カネミロの4人の内3人が1イニングずつ投げれば勝利の方程式が確立します。
山口鉄の状態が心配ですが、間違いなくブルペン陣は昨年より充実した陣容が形成出来そうです。(西村は間に合わないようですね。)
先発はマイコラスの穴を誰が埋めるかが重要ですが、山口俊に期待します。
何が何でも汚名返上をしなければなりません。
菅野、田口、ライオンズから移籍の野上、畠、を合わせて5枚はこの顔ぶれで決まってほしいです。
先発は6枚欲しいのであと1枚を大竹、内海、中川、宮國、ヤングマンで争う形です。
私は野球は投手を中心とした守りが大切と考えています。
打たないと勝てないという人は多いですが、私は相手に点を与えなければ負けることはないとの考え方です。
確かに最近は打撃優勢の流れですが、それだけにブルペン陣の出来が勝敗を、さらにはペナントの行方を左右します。
見て面白いのは、派手に打って勝つ試合ですが、本当に強いのは最低でも3点を取り、相手を2点以下に抑えて勝てるような試合の出来るチームです。
ジャイアンツは昨年オープン戦から投手陣がピリッとしませんでした。
オープン戦の成績がペナントに直結するのは投手成績です。
打撃はあてになりません。
そりゃあ打たないより打てるに越したことはありませんが、打率.260程度の打者が急に3割打てるはずもありません。
それに比べ過去、勝利の方程式と言われたブルペン陣を持つチームはその形になればほぼ9割勝てました。
昨年のジャイアンツはお世辞にも方程式とは言えませんでした。
今年は違います。
早くもオープン戦は後半戦。
開幕1軍を目指す争いの中から誰が1軍枠に名を連ねるか。
目が離せません。