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センバツ高校野球組合せからベスト8を予想してみる

センバツ高校野球の組み合わせが決まりました。

90回記念大会ということで例年より4校多い36校出場。

例年は等比数列で公比が2のケースにあたる32校出場なので、きれいなトーナメント表が出来、全チーム優勝するのに必要な勝利数は平等に5でしたが、今回8校が6勝必要なトーナメント表になっています。

夏はこういった1試合多い1回戦から登場のチームが優勝するケースが多いんですが、センバツは該当校が少ないこともあってか、過去の記念大会ではベスト4が最高です。

今回その1回戦から登場するのは東筑聖光学院、明秀日立、瀬戸内、英明、国学院栃木、由利工、日大三の8校。

勝ち抜けば2回戦では、初戦のチームに比べ1試合戦っている優位性をいかすことが出来ます。

そこで勝ち抜けば勢いに乗ることも考えられます。

今年は果たして進撃を見せるチームが現れるか注目です。

いずれにしても春は決勝までのトーナメント表が決まってしまうので、W杯ばりに死のブロック的なゾーンも出てきたりします。 

出場校が決まった時に投稿させていただいた記事でベスト8候補として掲げたのが
駒大苫小牧聖光学院東海大相模日大三、東邦、大阪桐蔭智辯和歌山明徳義塾の8校。

 

kagemucya.hatenablog.com

 候補として掲げましたが、一般的にも名門・強豪校ばかりの、誰が予想しても同じだろうという無難な顔ぶれになってしまいました。

組合せを眺めてみると、何と聖光学院東海大相模駒大苫小牧明徳義塾の4校が同じゾーン。

大阪桐蔭、東邦が同じで、日大三智辯和歌山は1校だけのゾーンでした。

大会初日第1試合登場の聖光学院東筑に勝てば2回戦で早くも東海大相模と激突。

そこで勝っても秋季東海大会優勝の名門静岡と駒大苫小牧の勝者と対戦、さらには同じゾーンに明徳義塾、関東大会優勝中央学院北信越大会優勝日本航空石川もいる訳で、ここは勝ち抜くのが大変な超激戦ゾーンと言って差し支えないでしょう。

大会がリーグ戦なら絶対優勝と言われている大阪桐蔭は初戦が21世紀枠の伊万里

紛れも生じるトーナメントですが、対戦相手候補を見ると、勝ち進めば徐々に相手が強くなるような組み合わせ。

試合を重ねるにつれチーム状態が上がっていくリズムにが作れそうな組合せですが、あまりにも候補候補と騒がれすぎているのがどうしても気になってしまいます。

これで優勝してしまえば正に怪物チームで一気に夏も制覇する可能性は高いでしょう。

 

以前は秋季大会以後センバツ大会までの対外試合が禁止されていましたが、今は練習試合が認められており大会初戦が全くの初戦ではなくなりました。

そのため、初戦からそのチームが持っている実力を出せるようになってきました。

初戦に有りがちだった考えられないような連係ミスや凡プレーはかつてに比べて少なくなりました。

甲子園での初戦を見ることでチーム力をより正確に判断出来るようになりました。

正直今の段階は記録に残った数字と、活字であらわされた評判などによるバイアスのかかった状態での予想です。

大会が始まって初めて地域ごとの強弱や投手力などが明確にわかってきます。

毎日は難しいですが、時間の許す限り映像を見て思う所を投稿出来ればと思います。

ということで、今日段階ではバイアスがかかった状態での予想となりますが、トーナメント表を見てのベスト8予想は、聖光学院明徳義塾智辯和歌山智弁学園大阪桐蔭、東邦、近江、日大三とさせていただきます。

(3月18日追記:ベスト8予想に7校しか掲げてなかったので日大三を追加致しました)

23日の開幕まで1週間。

この間体調管理をしっかり行い、試合まで良い練習を重ねて万全な状態で初戦を迎えて欲しいです。