バーイセンキュー!
最後これで〆てくるかあ~~~。
泣きそうになりました。
最終回が通常通りの編成。
数多くの名物コーナーがあったにもかかわらず、うたばんセットで過去を振返る構成。
何と潔いことか。
野猿が、その中でもCAを見れて嬉しかったです。
この曲大好きで、当時よくカラオケでデュエットさせていただきました!
うたばんコーナー内での過去の映像を振返りながら番組は進みました。
私は正にとんねるずとほぼ同世代で、時代の空気感をこの番組と共有していました。
当時のことを思い出しながら懐かしく、番組とその時代のパワーを改めて感じながら見ていました。
今の若い人は今日の最終回を見ても、ただ単にしょうもないことをグダグダとやっているとしか見えなかったでしょうね。
時代は変わりました。
フジはこういったバラエティを作らせたら、どの局よりも優れていたと思います。
面白くなければテレビじゃない。
きっかけはフジテレビ
何とわかりやすく明るいキャッチフレーズか。
かつての勢いが全くなくなっているフジテレビ。
しかしフジでなければ、この番組は出来なかったでしょう。
おれ達ひょうきん族もそうですが、フジが作るバラエティはパワーがあふれていました。
時代は変わりました。
それは仕方がないことです。
時代が変われば価値観も変わる。
昔は良かったと言ってばかりでは進歩がありません。
古き良き物は心の奥に思い出として大切に保管して、新しい時代を楽しまなければいけません。
最後とんねるずの二人が情けねえを熱唱。
最後のフレーズ、
この国を、おちょくるな~の部分を
フジテレビを、おちょくるな~と変えて歌い、貴明の憂いを含む表情のアップで歌が終わりました。
おそらく、私の勝手な解釈ですが、オールナイトフジや夕焼けニャンニャン、ねるとんなどで自分たちを育ててくれたフジテレビが最近必要以上にバッシングを受けていることに対する批判を世の中に向けて語気鋭く迫ったのではないでしょうか。
そして冒頭に書いた
「バーイセンキュー!」
ポーズを決めて動かない二人をバックに、「30年間を支えてくれた全ての仲間とテレビの前で同じ時代を過ごしてくれたあなたに、愛と感謝を込めて…みなさんのおかげで・・・した!・ で大団円となりました。
同じ時代を過ごした私ですが、このシーンは泣きそうになりました。
私にとってもひとつの時代が幕を閉じた瞬間でした。
とんねるずの二人にはおつかれさまの声をかけさせていただきます。
楽しい番組でした。