影無茶のスポーツ24/7

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仕事以外全部趣味 映画「去年の冬、君と別れ」見てきました!   雰囲気十分でもっと宣伝すればよかったのに

小説既読です。

独特な構成で最後まで一気に読んで、さらにもう一度ざ~っと読んで理解を深めた、「去年の冬、君と別れ」。

近所の映画館で上映していないと思っていたら、やってたんですね、これが!

昔、角川映画の宣伝で「読んでから見るか、見てから読むか」という秀逸なコピーがありましたが、今回読んでから見たこの映画、果たしてその印象は!

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結論から書くと、とても雰囲気のある映画でした。

この雰囲気というもの、映画ではすごく大事な部分と思っていて、映像の深み、演者の台詞回し、音楽の入れ方、カット割り・・・この映画は全てが高いレベルでまとまっていると思いました。

それにしても斎藤工は得体のしれない人物を演じれば、いかにもそれらしく見えるし、好青年の役を演じれば、それもそのように見える稀有な役者だと思います。

今回の彼のミステリアスな演技はこの映画の完成度を高めています。

原作とは設定が異なっていますが、当然のこととは言え、ベースはしっかり押さえられているので変な違和感を感じることもありませんでした。

けっこう評価が分かれているようですが、私は満足しました。

おすすめです・・・と言っても公開から1カ月経っていますので、間に合うようなら見て損はないでしょう。

もっと宣伝しておけば良かったのにと思いましたね。

監督は瀧本智行

監督作品を見ると今まで「はやぶさ 遥かなる帰還」「犯人に次ぐ」の2本を見ていました。

どちらも丁寧に作っていて、そのあたりは今回の作品も含めて共通した印象です。

横山秀夫とか清張とか、ちょっと重厚な原作物で作って欲しい気がしました。

 

冒頭に「読んでから見るか、見てから読むか」と記しましたが、個人的には読んでから見る方がいいように思う訳ですが、小説を先に読むと、けっこうその世界に入り込んでしまうので、映画化された物を見た時に、物足りないと思う事が多いかもしれません。

それならば、見て感銘を受けた映画の原作を読む方がいいのかもしれませんが、それだと何だかすっ飛ばして読んでしまう気がします。

最近特に小説の映画化が多いように思え、文庫本の帯には映画化決定の文字が躍っていることが多いです。

これだけ増えると、読んでから見ようと考えていると、映画の方が入りが悪くて読み終える前に打ち切りになってしまって、見ることが出来なかったってケースも多くなるんじゃないかと思うのであります。

そういった意味では今回の「去年の冬、君と別れ」は成功例だったと思います。