ジャイアンツが4勝8敗で、他5球団の借金を抱え込む現象が起きました。
当然、現在の成績は最下位。
昨年13連敗さえなければCS圏内も有り得た訳ですから、連敗だけは避けなければなりません。
ところがまたもズルズル6連敗・・・。
救いはまだ序盤であることと、首位カープでも貯金2の団子状態であること。
まだまだ悲観してませんが・・・。
気になることがひとつ。
それは高橋監督の持つ勝負運です。
決して采配のミスで負けが込んでいる訳ではありません。
まさか菅野、田口の両投手が2戦続けて打込まれるとは・・・。
上原、澤村の投入時期だって間違っていません。
どちらかが抑えていれば連敗などありませんでした。
まあ、原監督ならベイスターズ2戦目のリリーフは澤村でなく前日打たれた上原だったと思いますが。
それも考え方の違いで、采配ミスではありません。
打線も機能しています。(ゲレーロの打点1は問題ですが)
そうなんです、どうも高橋監督には勝負運がないのです。
思えば現役時代。
あれだけの成績を残していますが、タイトルには縁がありませんでした。
ルーキーの時も規定打席に到達しての3割、19本塁打、75打点と十二分の成績を残しましたが、新人王はドラゴンズの川上投手が獲得しました。
普通なら文句なしの新人王ですよね。
たらればは禁物ですが、ここで新人王を取れていたら、その後の野球人生も変わったのではないでしょうか。
怪我も多かったですね。
怪我を恐れぬ果敢な守備が怪我を生み、それが高橋選手の更なる飛躍を阻害しました。
私は高橋由伸の選手としての成績は物足りなく感じています。
タイトルは何個も取れたと思うし、3冠王も十分射程圏内だったでしょう。
やはり怪我の影響は大きかったと言わざるを得ません。
選手としての潜在能力の半分も出すことが出来なかったと考えています。
それも彼が持つ運ではないかと思っていた訳です。
選手を続けたかったにも関わらず、お家の事情で監督を引き受けざるを得なかった高橋由伸。
今まで貸し続けていた運を全額返してもらって、監督として優勝の美酒に酔って欲しい。
人生プラスマイナスゼロと考えれば、そろそろ右肩上がりの運勢になるはず。
まだまだこれからです。