影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

プロ野球 先週の巨人 7月13~14日 前半戦終了 85試合43勝32敗10分け 

例年通りならあり得ないシーズン途中の長期休み。

先週は前半戦最後となるヤクルト戦2試合のみ。

月曜日に阪神が劇的すぎる逆転サヨナラを演じ巨人もヤクルト戦は連勝、最低でも1勝1敗を望んだが結果はなんと連敗。

内容はと言えば、2試合で25失点の投壊。

打線は主力が頑張り13点取ったが焼け石に水だった。

ところが劇的逆転勝利で士気あがる阪神がその後の2戦でまさかの連敗。

巨人は首位に立つチャンスを逃し、阪神は突き放すチャンスを逃す結果。

結局月曜に試合があった阪神が勝利した分だけゲーム差が開いて休戦となる訳だ。

2試合だけだが先週の数字は以下の通り。

先週の結果

スコア

7月13日  対ヤクルト 6対14 ●

7月14日  対ヤクルト 7対11 ●

主な打者の成績

松原    7打数3安打 打点0 .429 .273

ウィーラー 8打数3安打 打点4 .375 .319

坂本    8打数2安打 打点0 .250 .272

岡本    7打数4安打 打点4 .571 .271

丸     7打数4安打 打点2 .571 .290

中島    5打数2安打 打点3 .400 .268

大城    4打数0安打 打点0 .000 .236

亀井    5打数0安打 打点0 .000 .184

重信    5打数2安打 打点0 .400 .262

若林    4打数1安打 打点0 .250 .232

廣岡    3打数0安打 打点0 .000 .194

週間チーム打率 71打数21安打 .296 .252

※赤字は今季通算打率

投手成績

7月13日  サンチェス 2回    自責点4  4.68

7月14日  山口    1回2/3 自責点3  2.45

週間先発防御率      3回2/3 自責点7  17.18 3.40

週間ブルペン防御率  14回1/3 自責点17 10.67 3.51

週間投手陣防御率    18回    自責点24 12.00 3.44

※赤字は今季通算防御率

感想

 前半戦最後の2試合は散々な結果だった。

2試合だけだが先週の防御率天文学的数字だ。

サンチェスは2試合続けて良い投球ができない。

防御率も4.68とはっきり言って悪すぎる。

せめて3点台後半には持って来てほしい。

この数字では信頼には程遠い。

復帰後きっちり中6日で登板してきた山口は4試合目の先発。

過去3試合は期待に応えてくれたが、ちょっと疲れが出る頃かもと懸念していた。

結果懸念通りだった訳だが、最近先発が3回までに点を取られて早々に降板というのが増えており、一種の負けパターンになっている気がする。

先発もブルペン陣も疲労が溜まっているだろうし、過酷な暑さのこれから1カ月を体力回復に充てることが出来る今年は恵まれている。

巨人は故障で調整中の選手が多いが、後半戦に間に合う選手が出てくると嬉しい。

そんな中でもやはり菅野の具合がどうしても気になる。

昨年のような活躍は難しそうだが、ローテで回ってくれるだけでいくつかは間違いなく勝てる。

菅野、戸郷、山口、メルセデス、高橋、(今村、サンチェス、直江)となれば他球団に見劣りしない。

打線は岡本の前に走者を溜めさえすれば断トツ打点トップの破壊力が活きる。

坂本、丸あたりには3割を望むが、後半戦ではそこに乗せてくるだろう。

伏兵陣も270~打っており、この調子を維持してくれれば大丈夫。

後半戦は8月13日再開。

最初の11試合中9試合をホームで戦えるのはプラス材料。

後半戦スタートダッシュを決めてくれることを信じている。

ではまた。

 

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大相撲名古屋場所 白鵬の全勝優勝は賞賛に値するが照ノ富士除く他力士には大喝!だ

大相撲秋場所が終わった。

白鵬照ノ富士の対戦が9年ぶり6回目の全勝対決となった千秋楽。

結果は横綱白鵬が45回目の優勝。

成績は15戦全勝!

皆さんは今場所の結果をどう捉える。

白鵬の全勝優勝を想像できた人はどれくらい居るだろう。

私は全く予想していなかった。

いやいや、そんな予想、普通は出来ないだろう。

それどころか今場所3日目あたりで引退発表・・・。

そういうことになると思っていた。

ところが初日、2日目と難敵相手にバタつきながらも連勝。

こうなれば他の力士とは踏んだ場数が違う。

勝利への執念も他の力士より格段に優っている。

綱を15年張ってきた精神力は他の力士では到底太刀打ちできる代物ではなかった。

白鵬の相撲内容に批判をする人は多い。

確かに14日目正代、千秋楽の照ノ富士戦は褒められた相撲ではない。

しかし横綱とは言え、病み上がりの力士に誰一人勝てないとは情けない。

白鵬を批判するのはお門違いだ。

他の力士の不甲斐なさこそ責められるべきだ。

横綱レースに目を移すと地獄から生還した照ノ富士がワンチャンスを活かした。

突き押し相撲にはどうしても波がある。

2場所連続星を揃えることは至難の業だ。

それに対して照ノ富士は組んで戦う本格派。

通算勝利409勝の内、寄り切りが実に180勝を数える(相撲レファレンスより)。

つまりは四つ相撲の強者が横綱へのパスポートなのだ。

以前に書いたが横綱が生まれないのは、近年の突き押し相撲全盛の弊害だと思う。

そんな中、照ノ富士は膝との戦いにも勝って見事に最高位に登り詰めた。

膝の不安とは今後も付き合っていかねばならず、長く綱を張ることは難しいと思うが、照ノ富士関のここまでの道程を考えると、長く記憶に残る横綱になるだろう。

次の秋場所までは本来なら長い夏巡業。

ここで力をつける力士が現れてくる期待を持ちたいがコロナ禍が続く現状。

照ノ富士に続くのは誰か。

朝乃山の心中はいかばかりか。

白鵬はまたも土俵際で強さを見せて第一人者の座を守ったが、秋場所以降にモチベーションは保たれるのか。

様々な意味で秋場所は大相撲が価値を問われる大切な場所になるだろう。

 

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羽生善治9段 次戦敗れれば通算勝率7割を割り込む事態に

藤井聡太聡太2冠の話題尽きぬ将棋界だが、羽生善治9段の強さに陰りが見えてきたと思う人は多いのではないだろうか。

最初に断わっておくが、私は羽生9段を心から応援しているし、何とか通算100期のタイトル保持を達成して欲しいと願っている。

しかし33期竜王戦で豊島竜王に敗れ、今期の竜王戦でも決勝トーナメント初戦で敗れてしまった。

さすがにひところの絶対的強さは見られない。

実はこの敗戦で通算タイトルとは別に、ひとつピンチを迎えることになったのだ。

それは通産勝率7割の保持である。

12日現在羽生9段は2121戦1485勝勝634敗。

勝率 .7008(七割零分零厘八毛)

次の対局に敗れれば長く保持してきた勝率7割台を割り込んでしまうのだ。

今空前の勝率を維持している藤井2冠は別として、驚くなかれ7月12日時点で勝率7割を超えている棋士は7人しかいない。

内二人はまだ対局数も少ないので、ある程度対局数を重ねた上で勝率7割以上は藤井2冠、永瀬王座、大橋6段に羽生9段ということになる。(日本将棋連盟データによる)

永瀬王座でさえまだ600に満たない対局数。

羽生9段の2000局以上勝率7割は正に空前の記録だ。

たとえ今後勝率が6割台になったとしても羽生9段の輝きは全く損なわれるものではないが、少しでも長く通算7割の勝率を維持して欲しいと願うのもファン心理。

50歳という年齢で現代将棋界においていまだ第一線で戦えていることが奇跡、いや、奇跡ではなく努力と向上心の賜物だが、今期も棋王戦では決勝トーナメントに名を連ねているし、何といってもA級29期目と今も名人も狙える立場。

タイトル100期を何としても達成して欲しい。

50にして益々品格備わってきた羽生9段。

まだまだ第一線で活躍を続けていただきたいと願うのばかりだ。

プロ野球 先週の巨人 7月6日~11日 巨人・阪神直接対決は巨人の2勝1敗で1.5差変わらず

首位に手が届く位置まで接近した巨人だが、ここからが大変。

先週は直接対決があり一気に首位浮上の可能性も有った訳だが・・・。

先週の結果

スコア

7月6日  対中日  2対3 ●

7月7日  対中日  3対1 〇

7月8日  対中日  0対1 ●

7月9日  対阪神  1対4 ●

7月10日 対阪神  8対1 〇

7月11日 対阪神  1対0 〇

主な打者の成績

梶谷    15打数3安打 打点1 .200 .282

坂本    22打数7安打 打点2 .318 .273

ウィーラー 19打数4安打 打点3 .211 .317

岡本    19打数4安打 打点3 .211 .264

丸     21打数6安打 打点2 .286 .281

松原    21打数4安打 打点0 .190 .268

北村    11打数1安打 打点2 .091 .290

大城    10打数1安打 打点1 .100 .241

亀井     9打数2安打 打点0 .222 .194

小林     7打数0安打 打点1 .000 .150

週間チーム打率 180打数34安打 .189 .251

※赤字は今季通算打率 

投手成績

7月6日  サンチェス  7回    自責点1  4.31

7月7日  山口     6回2/3 自責点1  1.33

7月8日  直江     2回2/3 自責点1  1.59

7月9日  戸郷     6回    自責点2  3.87

7月10日 メルセデス  7回2/3 自責点2  2.31

7月11日 高橋     7回    自責点0  2.51

週間先発防御率    37回 自責点6 1.46 3.29

週間ブルペン防御率 14回 自責点2 1.29 3.12

週間投手陣防御率   51回 自責点8 1.41 3.23

※赤字は今季通算防御率

感想

 巨人も阪神も1試合も雨天中止がなく6試合全て消化。

これだけ各地で梅雨末期の大雨が降り続いていたのによくも全て開催出来た物だ。

唯一9日の直接対決初戦が7回表コールド。

この時巨人は無死2.3塁と反撃の狼煙をあげたところだった。

勝負ごとにタラレバは禁物だが、巨人にとって不運だったことには違いない。

今年巨人は阪神と3連戦5回対戦しているが全て初戦を落としている。

その内3回は後の2戦を勝っており、これまたタラレバで恐縮だがどれかひとつでも3連勝していたら今頃巨人は首位に立っていた。

まあそんなことを言っても仕方がない。

先週巨人は6試合で僅か34安打。

1試合平均6安打に届かない。

梶谷は死球により骨折。

復帰後調子が上がってきたところで戦線離脱。

坂本、吉川、梶谷。

これで主力選手の試合中の骨折は3人目。

そんな状況下で3勝3敗、阪神に2勝1敗なら上々。

1点差試合の2敗は残念だが最後に今季3戦3敗の西投手に勝てたから良しだ。

先々週原監督の投手起用がわからないと書いたが中日戦3戦目に直江を出してきた。

もしかしたらって気持ちもあったが、ここは今村か戸郷だと思った。

しかし直江だった。

僅か2回2/3で降板させたのは?だが、考えてみれば戸郷もデビュー当時傷が深くならない内に交代させることが多かった。

直江も同じ育て方をするつもりなのだろう。

ここで今村ではなく直江に投げさせたのは、原監督悠然と構えているんだと思った。

まだまだ勝負は先と見ている。

特に今年は、長いオリンピック休みがある。

各選手長期の休みでも、過ごし方は心得ている。

きっちりコンディションを整えてくるだろう。

勝負は8月13日からの後半戦だ。

まずはその前に今週3位ヤクルトとの2試合。

先発投手はサンチェス、山口。

ではまた来週。

 

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プロ野球 先週の巨人 6月29日~7月4日 信じがたい巨人の追い上げと阪神のブレーキ

交流戦明けの巨人と阪神の成績は以下の通り。

阪神  5勝9敗1分 

巨人 10勝3敗

昨日の日曜日、もし巨人が勝っていたら勝率の差で首位に躍り出ていた。

交流戦終了時点で、7月4日に巨人が首位に立つ可能性があった展開なんて誰が予想出来ただろうか。

阪神は15試合ひとつも雨で試合を流していない。

中日との3戦だけドームで、後12試合は全て屋根無し球場だった。

各地で豪雨被害が出ている中、驚きだ。

調子が悪いだけに、1試合でも中止になっていたらリフレッシュ出来てここまで負けが混むようなことはなかったように思う。

先週の結果

スコア

6月29日  対広島  11対8 〇

6月30日  対広島   0対1 ●

7月1日   対広島  10対4 〇

7月3日   対DeNA 3対1 〇

7月4日   対DeNA 2対3 ●  

主な打者の成績

梶谷    16打数3安打 打点0 .188 .288

ウィーラー 17打数4安打 打点2 .235 .326

丸     22打数8安打 打点3 .364 .280

岡本    18打数8安打 打点7 .444 .267

坂本    18打数2安打 打点2 .111 .268

松原    18打数7安打 打点4 .389 .276

大城    15打数4安打 打点1 .267 .248

北村    13打数3安打 打点2 .231 .333

若林     8打数2安打 打点0 .250 .238

中島     6打数2安打 打点1 .333 .270

廣岡     3打数2安打 打点2 .667 .206

小林     3打数1安打 打点0 .333 .231

週間チーム打率 157打数48安打 .306 .255

※赤字は今季通算打率

投手成績

6月29日  サンチェス 2回1/3 自責点4 4.64

6月30日  山口    8回    自責点1 1.32

7月1日   菅野    2回1/3 自責点4 3.29

7月3日   メルセデス 5回2/3 自責点0 2.63

7月4日   高橋    4回2/3 自責点2 2.71

週間先発防御率    23回 自責点11 4.30 3.45

週間ブルペン防御率 21回 自責点6  2.57 3.23

週間投手陣防御率   44回 自責点17 3.48 3.37

※赤字は今季通算防御率

感想

冒頭にも書いたが、こんな展開になるとは想像していなかったので驚いている。

しかしここまで来たらオールスター前には首位に立っておきたい。

今週は前半が中日、後半が阪神と直接対決。

阪神の対戦相手を見ると前半が7月になって3勝1分負けなしのヤクルト。

そして後半が巨人だ。

雨はどうだろう。

巨人は明日が前橋。

雨天中止の可能性もある。

阪神は神宮で3連戦。

これまた雨天中止の可能性もある。

さらに巨人阪神3連戦は甲子園だ。

果たして何試合出来るかわからないが、巨人は直接対決で阪神に勝って首位に立つことが出来れば、後々のことを考えても理想的だ。

しかし阪神も意地をみせてくるので勝敗の行方は全く予断を許さない。

最近巨人の投手起用がよくわからない。

今村が登録されたが4日リリーフで登板。

現在1軍登録されている先発投手はサンチェス、山口、メルセデス、高橋の4人。

今村は先発で投げる可能性はもちろんあるが。

ここに戸郷が7月7日以降登録可能となり加わる。

但し菅野はいない。

ローテーション通りなら中日戦はサンチェス、山口ときて3戦目戸郷なのか。

となると阪神戦はメルセデス、高橋は確定だが初戦に投げる投手がいない。

今村をどこかで使って調整するかもしれない。

最近先発投手の交代が早く、もう少し投げさせても良いのではと思う。

何か思うところがあるのだろう。

応援するチームの監督采配に文句は言わない主義なので見守るしかない。

打線は全く心配していない。

心配していないというのは打線は水物だからだ。

打てなくても勝てるし、打っても勝てない時がある。

ここぞと言う時にさえ打ってくれれば良いのだ。

それを鉄壁の守備と投手陣の踏ん張りで勝利する。

これが王者の戦いだ(と思っている)

最後に炭谷の放出には正直驚かされた。

炭谷は欲しくて仕方がなかった選手で西武から獲得するのに数年を費やした。

それが僅か2年強の在籍で移籍とは。

何があったか知る由もないが炭谷には楽天でひと花咲かせて欲しい。

これで噂が絶えなかった小林捕手のトレードは消滅したと言って良いだろう。

大城と二人で投手陣を引っ張って欲しい。

ではまた来週。

 

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