影無茶のスポーツ24/7

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オリンピック

世界柔道団体戦 日本有終の美を飾る金メダル! 団体戦は選手同士が直接対戦する方式が、より一層の盛り上がりを見せる

世界柔道最終日は団体戦。 2020東京オリンピックから正式種目。 チームは男子3階級、女子3階級の6人制で戦い、先に4勝した時点で勝ち抜け。 3対3になった場合は無作為に決められる階級の選手同士で決定戦を行います。 選手は団体戦のみのエントリ…

世界柔道選手権 阿部兄妹明暗 阿部詩はまだまだ強くなる 丸山城志郎魂の勝利で阿部一二三との代表争いをリード

東京オリンピックを翌年に控えた大切な世界選手権。 今日は男子66kg級と女子52kg級。 阿部兄妹、遅咲き丸山城志郎、志々目愛とフジのキャッチ通り誰もが金メダル候補。 オリンピック代表争いにも大きな影響を与える戦いは死闘の連続でした。 女子は…

フィギュアスケート世界選手権を終えて 紀平梨花の成長が最大のトピックだが、来季以降北京五輪までの道のりを考える

女子シングル フィギュアスケート世界選手権が終わりました。 女子シングルはザギトワが苦難の末に世界チャンピオンの称号を、男子はネイサン・チェンが完璧な演技で羽生以下を寄せ付けませんでした。 国別対抗が残っていますが、世界選手権を目標にしてきた…

男子マラソン 大迫傑 シカゴマラソンで設楽悠太の日本最高記録を破って2時間5分台に突入

体育の日、様々なスポーツ関係のニュースが飛び込んできました。 青山学院が昨年負けた出雲全日本大学選抜駅伝で見事優勝し3冠に向けて好スタート。 高橋大輔のフィギュアスケート復帰戦。 ホンダホームグラウンド鈴鹿でF1日本GP開催。 女子バレー中田…

柔道世界選手権 阿部詩、阿部一二三 見事に同日兄妹優勝達成

柔道世界選手権。 結果を見ずに女子52キロ級と男子66キロ級決勝をテレビ観戦。 阿部詩選手が先に世界柔道2連覇に挑んだ志々目愛選手に延長で内また一本勝ち。 続いて阿部一二三選手が勢いに乗るカザフスタンの伏兵セリジャノフに一本勝ち。 兄妹アベッ…

新生サッカー日本代表森保ジャパン わくわくする船出 これは新セクシーサッカーだ

森保ジャパンA代表デビュー戦2試合の開催地が北海道と大阪。 偶然にせよ地震と台風の影響を受けた場所。 北海道は中止。 やむを得ません。 試合をやれる状況では全くありません。 森保監督は当然2試合で、新メンバーがどのようなパフォーマンスを見せられ…

パンパシ水泳 池江璃花子をはじめ、日本勢のメンタルコントロールはディスイズちょうどいい~

パンパシフィック水泳、通称パンパシが行われました。 ここには日本以外にアメリカ、オーストラリア、カナダなど20近くの国と地域から選手が出場しています。 リオ五輪競泳のメダル獲得数で言うと、総メダル数104個の内63個をパンパシ参加国が獲得し…

オリンピックメダリストのバラエティー出演を非難する人が多いけど、選手が楽しければ今の時期は良いと思う

平昌オリンピック終了後、メダリスト達がバラエティーに出演することに異議を唱える人がいます。 そのほとんどは選手たちではなく、選手を起用しているマスコミ側に向けられてはいるんですが、どちらにしても、まあいいじゃないですか・・・というのが私の思…

東京マラソンでMGCファイナルへ新たに6名が出場権獲得

MGCシリーズ男子第4戦東京マラソン。 16年間誰も破れなかった高岡氏のマラソン日本最高記録2時間6分16秒。 ついに設楽選手がこの壁を越えました。 昨年のこの大会、初マラソンながら世界最高記録ペースに果敢についていったのは記憶に新しいところ…

平昌オリンピック雑感 最終回 聖火太陽に帰る

17日間にわたる冬季オリンピックが終わりました。 様々な問題が暗い影を落とし、開催さえ危ぶまれた時期がありましたが何とか大会を終える事が出来ました。 運営のまずさもあったようで全体的な評判は芳しくありませんが、そこかしこにオリンピックならでは…

平昌オリンピック雑感 その12 今度こそカーリングは根付くのか?

このタイトルに反発される方もおられるでしょうね。 「もう、十分に根付いている」・・・と。 しかし・・・。 長野から6回連続出場のカーリング女子日本代表が念願のメダルを手にしました。 絶体絶命の場面で相手スキップが痛恨のミスショット。 テレビ画面…

平昌オリンピック雑感 その11 女子フィギュアはピンポイントでオリンピックにタイミングの合ったザギトワが金メダル

ソチでは当時16歳のソトニコワが優勝。 4年後の平昌は15歳のザギトワが金メダル。 低年齢化が止まらない印象ですが、それにしてもザギトワがシニアデビューの今シーズン中にここまで得点を取れるようになるとは正直思いませんでした。 もちろんザギトワ…

平昌オリンピック雑感 その10 チームパシュートの映像はすごくSF的

金メダル確実と言われて実際に金メダルを取ることの難しさは歴史が証明しています。 その重圧の中で女子チームパシュートが見事金メダルを獲得。 オランダとの決勝は手に汗握るレース展開で、途中オランダにリードを許した時は、後半は日本が強いとわかって…

平昌オリンピック雑感 その9 小平選手への「獣」発言について私見

小平選手のスピードスケート500メートル金メダル獲得。 試合後に見せてくれたイ・サンファとのスポーツマンシップあふれるふるまい。 賞賛しかないこの出来事に、ほんの少しミソをつけてしまったのが、アナウンサーの「獣のような」発言です。 アナウンサー…

平昌オリンピック雑感 その8 小平選手金メダル!

1000メートルで銀メダルを取ったときに見せた小平選手の表情は何とも言えないものでした。 ほとんど無表情といった感じ。 金を取れる実力がありながら僅かの差で2位に甘んじてしまった。 その姿を見て絶対にショックを受けているのだと思っていましたが…

平昌オリンピック雑感 その7 祝!羽生結弦オリンピック連覇

羽生結弦はやっぱり羽生結弦でした。 66年ぶりの男子シングルオリンピック連覇。 彼はインタビューで、平昌で金メダルを取るために多くの物を捨ててきた・・・と語っていました。 おそらくどの選手よりも金メダルにかける思いが強かったのでしょう。 絶対…

平昌オリンピック雑感 その6 過去最大の壁を越えるか羽生結弦

男子シングルのSPが終わりました。 仕事の関係で中継は見ることが出来ず、ヤフーニュースで結果を見ました。 正直、羽生選手の足の状態がわからないので、練習で跳べていても期待より不安の方が大きかったです。 しかし・・・ いやあ、すごいですね。 驚きを…

平昌オリンピック雑感 その5 スピードスケートショートラック

スピードスケートショートラックってかなり無理な競技だと思いませんか? あの狭いコースに4人がオープンコースで何週も何週も滑るんですから、接触が起きない訳がありません。 特にリレーは、テレビならばまだ状況を説明してくれるのである程度は順位やあと…

平昌オリンピック雑感 その4 髙梨選手銅メダル!

2本目のジャンプ。 おそらく多くの人が高梨選手に思いを込めながら、テレビの前で祈りに近い気持ちで応援していたんではないでしょうか。 一人前のアバクモワが102メートルと距離を伸ばし、その時点で首位に立ちました。 雪が降り、気まぐれな風が舞う悪条…

平昌オリンピック雑感 その3 時差なしの国で開催されているとは思えないんだけど

フィギュアスケートは午前10時、スキージャンプやモーグルとかは午後10時。 スピードスケートも注目競技は午後9時からスタート。 これって選手のコンディションは無視ですね。 アメリカでの放映時間の関係とかなんとか言ってますが、普通ではないでしょ…

平昌オリンピック雑感 その2 スマイルジャパン、ジャンプノーマルヒル、フィギュア団体などなど

極寒が心配された開会式は思ったほど気温が下がらず(と言ってもマイナス4℃)めでたしめでたしでしたが、2日目になると早速負の影響が出てきました。 それは強風。 男子滑降が延期になっただけでなく、男子ジャンプノーマルヒルにも多大な影響を与えること…

平昌オリンピック雑感 フィギュア団体とか いろいろ

始まりました平昌オリンピック。 開催が危ぶまれる声も聞こえてきましたが、結局あっという間に始まった印象です。 個人的に、まだオリンピックを楽しもうという体制が出来ていません。 とは言っても時差がなくリアルタイムで競技を見ることが出来るので、す…

リオ五輪6日目雑感:内村大逆転の金、田知本金、ベイカーも金!

内村選手が劇的な大逆転金メダル。 得意な鉄棒が残っているとしても0.9の差は正直難しいと思いました。 それほどにベルニャエフの出来も素晴らしかった。 ですが内村の鉄棒はすごかったですね。 あの状況の中であれだけの演技が出来る。 着地がピタッと吸…

リオ五輪5日目雑感(8月10日)

リオオリンピックも5日目。 大会前は競技そのものよりも、テロ、ドーピング、ジカ熱などネガティブな話題が過去のどの大会より多く、個人的にはいつもほどボルテージが上がっていませんでした。 ところがここにきて日本選手団の頑張りが目立ち、一気に気持…

リオ五輪大会4日目雑感(8月9日)

柔道男子73キロ級で大野が2大会ぶりの男子金メダル。 柔道で日本選手が優勝する度に、モントリオールで上村春樹氏が優勝した時に実況アナウンサーが(確か今は亡き三好アナウンサー)柔道会場の日の丸は美しいと語ったのを思い出します。 柔道はここまで金1…

国立競技場問題

純粋な意味でスポーツ記事になるのか心配ですが、国立競技場問題に大きな進展がありました。 安倍首相が計画を白紙に戻し、ゼロベースで見直すと発表。 原発再稼働問題、安保法案と世論を無視し続けた安倍政権。 国立競技場までも2520億円かけて建設とな…

聖火太陽に帰る・ソチ五輪雑感22:大会終わって思う事を簡単に

17日間に及ぶ冬季オリンピックソチ大会が終わった。 成績等々はすでに皆さんよくご存知なので、全くの私見を簡潔に書かせて頂き、ソチ五輪雑感を締めたいと思う。 閉会式でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏された時は、浅田選手のフリーの演技を思…

ソチ五輪雑感21:女子フィギュア:採点競技を見る事の難しさ

フィギュア女子フリースケティングが終わった。 浅田選手の感動的な滑りを別記事にしたのは、以下に書かせて頂くネガティブな内容の記事とは別にしたかったからだ。 最初に記させて頂くが、選手には何の責任もない。 全員がベストの演技を目指して努力を重ね…

浅田真央のオリンピック終わる!集大成演技を見届ける事が出来て良かった

浅田のオリンピックが終わった。 先日のSPで考えうる限り最悪の、いや、誰も想像しなかった程のロースコアとなってしまった浅田。 天真爛漫だったジュニア時代から現在に至るまで常に世間の注目を浴び、プレッシャーと戦い続けた浅田選手。 浅田から楽しい…

ソチ五輪雑感20:女子フィギュア・今こそ皆で応援しましょう!

ちょっと、何を書いても、うまくまとまりそうもなく・・・。 上位3人は素晴らしかった。 ここに浅田、鈴木、村上も絡んで来て欲しかった。 もちろん同情はしないが、責める気ももちろんない。 本人達が一番悔しいのだから。 こうなったらメダルは考えずに、…