崖っぷち男だった澤村が前回の登板に続いて昨日も好投し、
勝ち星こそつかなかったがナゴヤドームでの無失点記録を途切れさせなかった。
プロの世界でも相性の良い悪いというのは不思議と存在する。
タイガースがナゴヤドームでなかなか勝てなかったり、
かつてドラゴンズが後楽園球場でしばらく勝てなかった事など思いだされる。
個人としてもジャイアンツが能見に勝てなかったり、
真剣に探してみるとこういうケースは案外多いのかもしれない。
澤村もこういった切り札的得意エリアを持っている事は強みと感じているだろう。
出来れば勝ち星をつけてあげたかった。
ここで3勝2敗とすれば、勝率5割投手から脱却するチャンスだったのに惜しい!
しかし澤村は自らの力で数々の雑音をひとまず封じ込めた。
これからも彼のピッチングに期待したい。
ともかく杉内、澤村、山口、マシソン、西村の好投でドラゴンズに勝ち越し、
この遠征9連戦を5勝4敗と勝ち越せたのは大きい。
話は変わるが自らは勝ち星がつかなくなった事がわかっても、坂本の内野ゴロの間のホームイン、阿部のホームランなどでベンチで喜ぶ澤村の姿を見てまさにone for all,all for oneの精神を思い出した。
(最後のoneは一人の為でも勝利の為でもどちらでもいいですよね)
先日のスワローズの八木がバレンティンのホームランで見せた表情にも同じ事を感じていた。
これがスポーツの良いところだね。