プロ野球も開幕して1カ月。
我がジャイアンツはスタートダッシュに成功し、
2位以下のチームがつぶし合いをする傾向にも助けられここまで1強状態を作る事に成功している。
他球団が羨む6人の先発投手陣。
勝利の方程式を構成する救援投手陣。
200発打線も夢でない強力打線。
まず非のうちどころのない状況と思える。
ところが、試合を見ていて最近ちょっと気になる事を発見した。
代打の成功率が低いように思えてならないのだ。
阿部が代打で出た時は別だが、阿部はあくまでレギュラー選手だ。
どうも石井オブゴッドが昨年ほど打てていない事が大きのだろう。
しかしそれ以外の選手でもあんまり成功していないように思って記録を調べてみた。
するとジャイアンツの代打成績は昨日現在で43打数7安打打率.163に過ぎない事が分かった。
他球団も調べると何と、ジャイアンツが一番低い事がわかった。
せっかくなので以下に各球団の代打成績を記させていただく。
阪神60打数11安打打率.183
広島58打数21安打打率.362
ヤクルト42打数14安打打率.333
横浜61打数11安打.180
中日51打数11安打.216
(それぞれプロ野球ヌルデータ参照させていただきました)
これはちょっといただけない。
先発投手が好投しているが接戦でタイスコア、後半ジャイアンツ勝ち越し点のチャンスでピッチャーの打順。
ここで代打投入でチャンスメイクって場面は多いだろう。
しかしこれでは、結局チャンスをものに出来ず好投した先発投手に勝ち星がつかないというケースが多くなってしまう。
9人で勝つ野球が理想であり、上位下位とむらなく打てば、代打という場面は少なくなるのかもしれない。
しかし現実はそうは上手くいかないだろう。
代打の切り札が左右一人ずついれば相手投手のプレッシャーは相当な物だ。
右の大田は結局二軍に戻ってしまった。
やっぱり谷かなあ。
二軍でも4割を超す打率を残しているし上がって欲しい。
小笠原も、たとえレギュラーが難しくてもカープの前田のように必殺の代打として復活して欲しい。
もちろん石井オブゴッドにも・・・。