交流戦が始まった。
交流戦は極端な話、セリーグが全敗パリーグ全勝でもリーグとしての順位は何一つ変わらない。
実際はそんな事はありえないが、昨日ジャイアンツ、タイガース両チームが負け今日も何だかそんな雰囲気が漂ってきた9回の裏。
帰ってきましたイシイオブゴッド。
しぶとくセンター前にヒット。
すかさず代走寺内。
ベンチに帰ってきた石井満面の笑み。
そして立岡だ。
前の打席が何とプロ初打席!
しかしその時思った。
懐の深そうなバッティングフォーム。
バットコントロールも上手そう。
こりゃあ期待できるぞ~とインスピレーション。
初打席は積極的に打って出るがセカンドゴロ。
そして迎えた2打席目。
当たり自体はへたすりゃ取られてセカンドベース踏んでファースト送球でゲッツーという目もあったが、これをセカンドがはじいてプロ初安打。
正にラッキーボーイだ。
そしてそしてバッターは長野。
悩める昨年最多安打男は今日もここまで4打席3打数無安打。
ここまで164打数36安打、打率.220の低空飛行。
しかしもし昨年と同じ打数同じ安打を最終的に記録するとしたら残りを410打数137安打打率.334で届く。
決して不可能な数字ではない。
要はきっかけ一つだ。
そんな長野が今度こそきっかけになるかもしれない、彼らしい右へのヒット!
1塁から立岡、長駆走ってサヨナラのホームイン。
プロ入り初ヒットがいきなりサヨナラのホームインにつながる。
もってるぜ立岡!
負けの雰囲気濃厚な中での逆転サヨナラ勝利。
大きいな~。
これは大きい。
投げては高木京が好リリーフで開幕2連勝以来の3勝目。
高木京の事は過去辛辣に書いて申し訳なかったが、今日は踏ん張りマリーンズの反撃の眼を摘んだ。
高木の勝利はジャイアンツ再び快進撃の狼煙となるのだろうか。