2020年五輪開催地はどこか。
最近この話題が多く聞かれるようになってきた。
私も元気なうちにもう一度国内で開催されるオリンピックを見たい。
巷では横一戦と言われている。
2016年も東京は立候補していて開催の期待が高まったが、ヨーロッパならいざしらず、2008年に北京で開催されたばかりのアジアで東京が選ばれる確率は0に等しかったのだ。
プレゼンの雰囲気は良かったし、委員たちの評価も良かったが非常に難しい立場だったという訳だ。
では今回はどうか、アテネ―北京―ロンドン―リオデジャネイロと来ており、地域性から見ると東京は前回より大幅に条件が良くなっている。
マドリードは3回連続の立候補だがは相変わらず条件が良くない。
2016年はさすがにヨーロッパでの2都市連続はありえなかったという事だ。
では2020年はというと、やはり東京、イスタンブールに比べて条件は悪い。
サマランチ卿のお膝元というだけではなかなか難しいように思うが、それより市民のなんとしてもの思いが委員の心情を動かせば可能性は少し出てくるだろう。
事実マドリード市民の地元開催への熱き思いは何回か報道されている。
イスタンブールは内乱が起こっているが、おそらく報道されるほど委員の投票行動に影響は出ないだろう。
逆に言えば猪瀬知事の例の発言も影響はないと考える。
じゃあどこだ?という事になるが、本来アジアであるがヨーロッパとの橋渡し的な位置づけにあるイスタンブールが大義で考えれば一番有力と思われる。
しかし今後のロビー活動や日本国内の世論盛り上がりでまだまだ東京の可能性も充分にあると思われ、非常に9月が待ち遠しい今日この頃である。。