参議院選挙投開票日の今日、東アジア杯が始まった。
新たに招集された選手達にとっては正に審判の日が続く事になる。
初招集7人を含む国際Aマッチ未出場が15人にも上る代表チーム。
初戦の中国戦。
一時3対1とリードしたが、中国の怒涛の攻めにペナルティキックを決められ、その後も攻撃の手を緩めない中国に日本のディフェンスは翻弄されついに同点ゴールを許してしまった。
特に2本目のペナルティを決められた後はもう何だか日本選手達は自信を失ったかのように呆然としていたような感じを受けてしまった。
まあそれでも期待の柿谷は代表初ゴールを決めたし、残るオーストラリア、韓国戦とチームとしても調子を上げていくだろう。
元々この大会の目的は勝利以上に新戦力の発掘が第一義なので(もちろん勝つ事で選手評価もより上がるのだろうが)今日の結果についてはそれほど心配しなくて良いだろう。
この試合だけで、新戦力はやはりダメで、今までの固定メンバーで行くべきという短絡的な評価は避けなければならない。
招集後僅かな期間でチームとしてのまとまりもなく、戦術を理解する時間などないに決まっているのだ。
その割に途中3対1と点を取ってリードしていたのはなかなか非凡な選手達だと思う。
あと1週間、最大のライバルである韓国とどのような試合を見せてくれるのか。
僅かな期間で高度成長を遂げる事が出来るか。
そして今回のメンバーから数名が代表入りを果たし、ワールドカップ代表に化学変化を起こしていただきたい。
期待してまっせー。