夏の甲子園49代表が決まった。
8月8日から熱戦が繰り広げられるが組み合わせ抽選が5日に行われる。
今回からの大きな変更点は回戦毎に組合せの抽選が行われる事。
夏の大会最大の特徴が18年ぶりに復活する。
今までのようにベスト8までトーナメント表に基づき大会が進行するのであれば、対戦相手も試合日もはっきりとわかるし、相手に合わせた練習も可能となるがその面から言えば調整はやや難しくなるだろう。
応援する地元の方々、学校関係者もバスのチャーターや宿の手配、仕事の都合で応援に行けるか行けなくなるのかわからないなど大変だ。
だが見る方にとっては毎回抽選でカードが決まるというのはドキドキ物でこの方が断然面白い。
さて49代表の実力の程だが、これははっきり言って、一度試合を見なければよくわからないというのが実情だ。
組合せの妙もある。
だがせっかくなので(何がせっかくなのかは突っ込まないで欲しいですが)代表校の顔ぶれだけで少し勝手な予想をさせていただくと・・・。
やはり馴染みの校名は目に着くし、何か強そうに思えてしまう。
もうこれだけでバイアスをかけてしまっている事になるので正当な予想にはならない訳だが(汗)
一校一校見ていくのではなく、まずブロック事に顔ぶれをザット見ると、
関東、四国、東海に目が行く。
関東はセンバツ優勝の浦和学院、横浜、常総学院、日大三、作新学院とお馴染みの強豪が揃っている。
中でもあの松井擁する桐光学園を破って代表まで勝ち進んだ横浜は優勝候補筆頭に挙げられるだろう。
四国もセンバツ準優勝の済美、昨年夏ベスト4の明徳義塾、うずしお打線鳴門、丸亀と粒ぞろいで再び四国旋風を巻き起こせる布陣か。
地味だが東海もいかにも実戦に強そうな学校が並んでいる。
センバツで4校共決勝進出経験があり3校が優勝もしている。
早々に姿を消してしまう地域、複数校が勝ち進む地域とはっきりする傾向が近年見られるのでこういった地域ごとにその年の傾向を探るのもひとつの見方だと思う。
上記ブロック以外で北から注目校を挙げると、センバツベスト8の北照、県第一シード青森山田と昨年旋風を巻き起こした光星を破り甲子園に出てくる弘前学院聖愛、常連の仙台育英、聖光学院。
センバツベスト4の敦賀気比を破っている古豪福井商、優勝候補の一角大阪桐蔭、29年ぶりに夏の甲子園に帰ってくる箕島、出てくると強いんですの福知山成美。
爽やかけ決勝戦を戦い代表に決定した瀬戸内、昨年夏と今年のセンバツの顔ぶれがガラリと変わった中、九州で唯一2年連続出場の佐世保実、古豪の大分商、熊本工、樟南。
つらつらとは書いた物の、やはり実際に試合を見ていない高校が多いので、ここはまず初戦の抽選会、そして各校の初戦を見ながら(といっても仕事の都合でダイジェストが主だが)また記させていただければと思っています。
では球児たちにとって成長する夏である事を願っております。