影無茶のスポーツ24/7

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夏の甲子園、組合せから別の見方で考える

夏の甲子園大会もいよいよ組合せが決まり、気分も盛り上がってきた。

今年から回戦事の抽選という事で次にどことあたるのかワクワクどきどきだが、抽選方法を聞いて少し驚いた。

連戦を避ける配慮がなされており(それはとても良い事だとおもうが)

大阪桐蔭日本文理、箕島、日川、大垣日大、有田工、常葉菊川のゾーンだけは2回戦の対戦が他のゾーンに比べてほとんど限られるって事なんだね。

まあそれでもバランス良く各校が散らばって、好試合になりそうなカードが多く見られる印象だ。

中には仙台育英浦和学院という誰が見ても強豪同士の対戦もあって、どの方面から見ても一番注目を浴びるカードなのは間違いないだろう。

どちらかの学校が勝ち進む事になるが、強豪同士が早々にあたった場合、勝ち抜いた方はエネルギーを使いすぎるのか、そのまま勢いに乗って優勝へ・・・というのが意外に少ないような気がする。

この両校がそうだというのではないが、多少の気の緩みが生じるのは致し方ないのでメンタル面でのコントロールに気をつけて欲しい。

多くの方がカード別の考察を書いておられるので、私が注目するカードは以下に簡単に記させていただき、ちょっと別の視点で書かせていただく事にしますのでお付き合いいただければ幸いです。

まずは私的注目カードは、

大阪桐蔭日本文理

箕島-日川

聖光学園-愛工大名電

(何や!全部やないかって突っ込まれそうですが…汗)

常総学院北照

仙台育英浦和学院

沖縄尚学福知山成美

佐世保実-樟南

丸亀-横浜

花巻東彦根東

明徳義塾-瀬戸内

って所か。

あげればきりがないが実際には(今年のチームは)初めて見る学校がほとんどなので、他に魅力的なチームが潜んでいる可能性も高い。

高校野球はほんとやってみないとわからないのだ。

でもって、別の視点だが、夏の場合いわゆる1回戦不戦勝で2回戦から登場という学校が必ず存在する。

90回記念大会は別だがそれ以外は1回戦から出場が34校、2回戦から出場が15校だ。

過去10回の大会の決勝戦を調べてみたら面白いデータが見つかった。

決勝に進んだ20校を見ると1回戦から勝ち上がったのが10校。

2回戦から勝ち上がったのも10校。全く同数だった。

しかし優勝したのは1回戦組が7校で2回戦組が3校なのだ。

しかもその内2回戦組同士の決勝が2回ある(当然1回戦組同士も2回だが)。

と言う事は1回戦組と2回戦組の組合せになった決勝戦は6試合で、1回戦組が5勝1敗と圧倒しているのだ。

単なる偶然?かもしれないが2回戦組10校の内、駒大苫小牧が3回。

光星学院が2回というのも面白い結果だと思う。

普通なら1試合少なく体力的にも温存している2回戦組が優位と思う物だが、実際は決勝戦が6試合目という1回戦組に軍配が上がるのだ。

という事から考えて昨年の決勝戦が2回戦組同士の戦いだったので、今年は1回戦組と2回戦組の決勝戦になると仮定して、それぞれから注目している高校をあげると以下のようになった。

1回戦組

横浜、日大三明徳義塾、瀬戸内、済美

2回戦組

大垣日大大阪桐蔭作新学院仙台育英福井商浦和学院福知山成美佐世保実。

う~んきりがないって感じなのでここまでにするが、もし仮説通りに行けば1回戦組に掲げた学校と2回戦組に掲げた学校の決勝戦になる・・・という事だが、もちろん全校にチャンスがある訳だし、おっさんの戯言など気にしないで下さい(気にしてないか!)