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【東京2020雑感その2】東京国体水泳にすごい観衆集まる

2020年オリンピック開催が東京に決まって明らかに日本のムードが変わった。

そう感じる人は多いのではないだろうか。

私も東京1964は子供心に強烈なインパクトを受けたが、開催地決定からの盛り上がりは記憶にないので、この感覚は初めての物だ。

この調子が7年も続くとなるとそれはそれで息切れしそうではある。

まあ実際にはこの後少し鎮静化し、まずソチがあって、リオがあって、本格的にはそれから再度盛り上がっていく事になるのだろう。

それを考えると2019年ラグビーWカップが日本で開催されるのはこれ以上ない最高のタイミングだ。

新国立競技場のこけら落しにもなるし、ラグビーファンのみならず、大変な盛り上がりになりそうだ。

エディージャパン頑張れ!

さて折も折、今、東京では54年ぶりに国体が開催されている。

東京2020が決まったその時に東京が持ち回りの順番というのも不思議な縁だが、7年後に主力となる黄金世代が出場する水泳競技が大変なことになっている。

人、人、また人。

会場となる東京辰巳国際水泳場では入りきれない人があふれかえったようだ。

さすがに世界水泳後という事もあり、生彩を欠く選手もいたようだが、それでも萩野は400自を制し、エースは俺だという事を天下に示した形となった。

貫録と言えば北島選手も100平で立石、山口などの次世代勢を抑えて優勝を飾るなど、さすがである。

日本水泳陣は今、正に最強チームへの歩みを始めた所だ。

東京2020ではメダル量産の期待を背負う事になる。

オリンピック開催後の各競技の様子を見ると、やはり日本でオリンピックを行うという事は全ての競技の底上げにつながるんだなあ~と改めて感じる。

これだけはっきりした目標があって、周りも盛り上げてくれる状況はそうはない。

選手寿命も延びるだろうし、若手も力をつけてくる。

激しい競争の中からレベルアップが成され、本番に向けて楽しみが増える訳だ。

まずはリオがあるが、東京2020の効果は絶大だという事を改めて認識した今日この頃である。