注目の安藤選手復帰初戦、ネーベルホルン杯SPが終了した。
1位は世界ジュニア女王、ロシアのエレーナ・ラジオノワ。
全く映像を見ていないので、あれだが安藤選手は上々の滑り出しだ。
安藤選手のSPのパーソナルベストが2007年世界選手権優勝時の67.98だから今回出産後の復帰初戦での59.79は本人もホッとする出来だろう。
プロトコルをみると、さすがに復帰初戦という事でかベースは26.83点とやや抑え気味で組み立てている(結果は加点・減点含めて30.13点)
ちなみに2011年に世界選手権で優勝した時のベースは28.7点だった。
これをほぼノーミス(と思われる)で滑り切った事はフリーに向けて大きな自信になっただろう。
SP1位のラジオノワはベースが32.44と極めて難度の高い構成で、最終的に36.98点をもらっておりロシアはソチに向けて選手層が厚くなっている事を思わせる。
さてフィギュアについてはもう一本衝撃のニュースが入ってきた。
キム・ヨナ選手が6週間の治療を擁する程の問題を抱えGPシリーズに出られないらしい。
常識的に考えれば、この時期にこれだけの故障をすればまず年内一杯はリハビリにかかってしまうだろう。
数々の常識を打ち破ってきたキム選手だが今回ばかりは大きなハンデを背負ってしまった感じではある。
安藤選手とキム・ヨナ選手明暗がくっきりと分かれたようだ。