ヤクルトの松岡と言えば・・・オールドファンには懐かしい名前だ。
1970年代にヤクルトのエースとして活躍した松岡弘選手。
ジャイアンツ戦にも当然良く投げた。
終盤までジャヤインツを完璧に抑えながら最後に逆転を許してしまう試合が何回かあって、それが強烈に印象に残っている。
その現代の松岡に完封をくらってしまった。
今季の松岡の成績は登板数34試合3勝3敗、防御率5.73で主に救援として登板している。
それほど目だった成績ではないが、66イニングで64奪三振というのはやはり只者ではないのだろう。
ただ与死四球も29と多い。
そんな松岡に完封負けはいくらジャイアンツが優勝決定後の調整試合と言えどもちょっといただけない。
今のジャイアンツ、実戦ではCSへの調整よりも先発投手を育成する事を優先しているようにも見える。
投手はいくらでも欲しい。
昨日の阿南、今日の今村が来年戦力になるとメドがつけばドラフト戦略も大きく変わってくる。
宮國の不振、ホールトンも来季の事はわからないし、あれほど強力と言われたジャイアンツの先発投手陣がここまで崩れてくるとは・・・。
今年のCS、日本シリーズは何とかなるだろうが、来年はどうなるかわからない。
若手投手にとってはCS、日本シリーズよりも1軍サバイバルに勝つ事の方が大変だ。