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ジャイアンツ日記:日本シリーズの対戦相手は楽天!

神の子田中投手にスーパールーキー則本を擁する楽天がついに念願のリーグ制覇を成し遂げた。

CS開始直前は両リーグとも下剋上が話題になったが、決まってみれば両リーグ1位同志という王道決戦になった訳だ。

ジャイアンツはシーズン前から目標に掲げた2年連続日本一がかかっている。

対する楽天はチーム創立9年目で初の日本一を目指す事になった。

このシリーズのポイントは何と言っても田中投手対ジャイアンツ打線に尽きるだろう。

24勝0敗1S、防御率1.27、投球イニング212回、奪三振183、与死四球35。

ちなみにバファローズの金子が奪三振で田中を上回った事が話題になったが、K/BBで比較すると田中が5.72金子が3.45となり、安定感という点では田中が上回る。

さらに対巨人戦(交流戦)は今季2勝、防御率0.56WHIP0.81とジャイアンツから見ると全くお手上げの状態だ。

当然初戦に中4日で登板してくるだろうが、何とか2点を取りたい。

そうすれば後ろに控えるジャイアンツ黄金のリリーフ陣がイーグルス打線を抑えてくれるだろう。

もちろん先発が持ちこたえてくれる事が条件だが・・・。

今年のイーグルスは田中投手登板直後の試合でよく負けていたと聞く。

今回は田中の後に則本が来るのでジャイアンツとしては二人に抑えられてしまっては、連覇の火が風前の灯となってしまう。

ちなみに今季交流戦で則本はジャイアンツ戦の登板はない。

イーグルスは今年補強が上手く行った事と、投手陣の活躍でペナントを制する事が出来た。

しかし、リリーフ陣の差がジャイアンツと大きすぎる。

日本シリーズでは戦況によっては則本、田中投手でもリリーフが有りうるだろう。

ジャイアンツが2008年にライオンズに敗れた日本シリーズでも渡辺監督は先発陣をリリーフに登板させた。

今回近代野球の王道を行くジャイアンツがどんな戦いを望むのか。

台風の影響が心配される10月26日だが、無事に予定通り開催して欲しい。