高橋大輔が右足の負傷でグランプリファイナルを欠場するニュースが飛び込んできた。
一度上げてきた状態を予定していたダウンではなく怪我による停滞というのは高橋にとっては本当に辛い。
ソチへの道という観点から考えると、高橋は全日本で何としても表彰台に上がらなければ難しいという事になった。
しかし、過去幾多のピンチを切り抜けてきた男だ。
この試練も乗り越えてくれる物と信じて、心から応援をしたい。
世界一のエンターテナー高橋のいないオリンピックは寂しすぎる。
泣く選手あれば・・・ではないが織田にとっては正に降ってわいたようなチャンスだ。
前のエントリーにも記させてもらったが、織田はファイナルに出場が決まっていた閻 涵、マキシム・コフトゥンよりスコア合計は優っていた。
もちろんスコアは大会事にバラツキがあって全てを表わす物ではないが、不運を絵に描いたような感じだった。
織田選手は考えられないアクシデントに襲われるイメージがあるが、今回もその不運に泣いた・・・と考えていた。
ところが今回の繰り上げ出場である。
全日本一本で勝負するには正直、やや弱い印象があった織田。
織田にとってはファイナル出場は千載一遇のチャンスだ。
ここで上位に食い込み、連盟にアピールする事がソチへの道を引きよせる事になる。
過去悲運に泣いてきた織田に唯一女神がチャンスを与えたという事だろう。
活かすも活かさないも織田次第。
後はないぞ。
ここで決めなきゃいつ決める。