今放送は男子フリーが始まった。
今の所ニアライブなので、女子SPについて。
素晴らしいSPだった。
陳腐な言葉で申し訳ないが感動した!
どちらかというと失敗が目立つ男子に比べ女子は凄い。
ほとんど、私失敗はしないので状態のハイレベルな戦いだった。
思えば8年前、トリノの代表がかかった全日本女子。
荒川がいた。
村主が、中野が、恩田、安藤、そしてジュニア時代の浅田がいたあの大会。
そこでも各選手失敗はほとんどしなかった。
やっぱりここぞという時の女性は強い。
戦場のメリークリスマスの印象的な旋律に合わせて滑走した宮原。
不覚にも涙が出そうになった。
琴線に響く名曲に見事にシンクロした演技を見せてくれた宮原。
素晴らしかった。
安藤スマイルが帰ってきた。
バッシングを受けながらも、別路線から全日本へ復帰。
よくぞここまで立て直してきた。
曲は「マイウェイ」
これまた感動!
なんだよ、また私の涙線が緩みかける。
そのミキティスマイルを待っていた。
お帰り安藤。
浅田真央。
女王の貫録。
トリプルアクセルはアンダーだったが、それで後半崩れる事はない。
8年前、天真爛漫にジャンプを跳んでいた浅田は集大成の今シーズン、女王として君臨している。
ソチで最高の演技をやり切る為に。
彼女の視線はしっかりとソチを捉えている。
村上が躍動した。
奇跡的と言ってよい復活の演技。
身体中からみなぎって来る躍動感。
演技を終えた後の彼女の表情が全てを物語る。
スマイル村上が大泣きだ。
アナウンサーが泣いてるんだか笑ってるんだか・・・と言ってたが(笑)
いやいや、完全に泣いてまっせ(笑)
その大泣きの村上を見て観衆は思わずもらい笑いだ。
私もなんだか声を出して泣き笑いだ。
トリは鈴木だ。
「愛の賛歌」。
その鈴木ワールドは他に追随を許さない。
己の力を発揮出来れば、ナンバー2の座は誰にも渡さない。
観衆を味方につけ、鈴木の世界観を存分に発揮した。
鈴木も帰ってきたのだ。
またも泣きそうになる。
私が年を取ったのか・・・いや選手の最高の演技がそうさせたのだ。
明日のフリー。
女子は表彰台に乗る事が男子以上に大きな意味を持つ。
決戦は月曜日。
いよいよ最終章。