大竹の代わりにカープに行く選手が一岡だったのは正直驚いた。
何がって、プロテクトされていると思っていたのにそうでなかったという事に驚いた訳だ。
これは多くの方もそう思ったのではないか。
一岡投手の本年の成績は、皆さんご存知のように特筆すべき数字ではない。
しかし、２軍での好成績、１５０キロ超の速球が評価され、プエルトリコの教育リーグに派遣され先発もこなせるという報道もあって、最近ファンの評価はウナギ登りって感じだった。
しかし結果としてプロテクトされなかった訳だ。
いつも読ませて頂いている「死亡遊戯」流に言えば、一岡は首脳陣、フロントに贔屓されるまでには至ってなかったという事だ。
ジャイアンツファンの中には、大竹を獲得して結果一岡が出る事になった事に否定的な思いを持つ人がけっこういるようだ。
私はそれは違うと思う。
大竹に対して否定的なのはおそらくイメージ的な問題だけだろう。
過去のＦＡで入団した投手のイメージをだぶらせて、ジャイアンツでは活躍出来ないと考えているのではないか。
それに対して一軍実績のほとんどない一岡流出に対しては、まるで１０勝以上既にあげている投手が指名されたかのような騒ぎだ。
若手の成長の芽を摘んでしまうという声も聞こえる。
いやいや、ジャイアンツにいる方が芽を積んでしまうよ。
もちろん一岡を否定している訳ではないし、カープに行ってほんと頑張って欲しい。
カープファンの期待も大きいし、逆に活躍出来なければその分バッシングを受けてしまうかもしれない。
一岡も「ジャイアンツには感謝しかない」なんて耳触りのいい言葉は言わなくても良かったんだ。
悔しくて当たり前だし、ここは、男は黙って広島カープでだけで通すべきだ。
入団２年でプロテクトからはずされた球団に感謝も何もないだろう。
来年の今頃、一岡はようやったなあ～。
なんでプロテクトしなかったんだよ。
ジャイアンツはほんと見る目がないよって絶対に言わせてほしい。
大竹もステップアップの為にジャイアンツに入団したんだし、何が何でもローテーションに入って二桁勝利を目指して欲しい。
もちろんその力は充分にある訳だし、混戦確実のセリーグで大竹がいて良かったと思わせて欲しい。
頼むぞ大竹！
本年の投稿はこの記事を持ちまして最終とさせていただきます。
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今年１年ありがとうございました。
皆さまには心より御礼申し上げます。
良いお年をお迎えください。
影無茶
