影無茶のスポーツ24/7

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高松宮記念狙い馬・ジェンティルドンナにお詫び・ヤエノムテキの死

本格的GⅠシーズンの始まりを告げる高松宮記念

絶対王者ロードカナロアが引退した今、果たしてその後を継ぐ優駿が誕生するのか、はたまた群雄割拠の大混戦となるのか。

後を継ぐと見られたハクサンムーンの前走惨敗をどう見るか。

4歳勢スマートオリオン、レディオブオペラ、コパノリチャードレッドオーヴァルの台頭はあるのか。

はたまた百戦錬磨サンカルロマジンプロスパーリアルインパクトガルボ、マヤノリュウジンは。

ちょっと訳わかんない状態だが、軸となる馬を決めなければならない。

降りしきる雨も悩ましい。

迷う所だが、迷った時は王道でいこう。

前走を度外視して、ハクサンムーンを軸にする。

何といってもカナロアに勝った事実は大きい。

外枠に入った事もプラスだろう。

相手にはコパノリチャードリアルインパクト、レディオブオペラ、サンカルロあたりまでとしよう。

ジェンティルドンナが見事にドバイシーマクラシックを制覇した。

ビデオを見ると、直線前が詰まったのに、そこから立て直して怒涛の足。

もうほんとに脱帽だ。

私は今まで何度もジェンティルドンナに引退を勧めてきた。

特に京都記念後はドバイに行くなとまで書いていた(汗;)

石坂氏の執念と渾身の仕上げに感服すると共に、今まで引退引退引退と書いてきた事を深くお詫びしたい。

誰にお詫びすんねんって声が聞こえてきそうだが、自責の念を込めてという事で・・・。

ヤエノムテキが死んだ。

栗毛四白流星の美しいサラブレッドだった。

今でこそ関西馬が圧倒的に強い時代が続いているが、当時は関東馬が圧倒的に強かった。

しかしヤエノムテキの世代から関西馬が強くなってきたのだ。

同期にはスーパークリークオグリキャップサッカーボーイ、等がいて

牝馬にはアラホウトクシヨノロマン等がいた。

あの皐月賞でのヤエノムテキと外から飛んできたディクターランドのレースは今も鮮明に覚えている。

あそこで潮目が変わったと思っている。

武豊がこの前年にデビューしているのも単なる偶然ではないだろう。

今の関西馬優勢の時代。

その扉を開けたのはヤエノムテキだったのだ。