影無茶のスポーツ24/7

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NHKマイルカップは二つのトレンドを確かめたいレース

トレンドなんて言葉、最近はあまり使わないのかも知れませんね。

そこはお許し頂くとして、マイルカップです。

設立当初はマル外ダービーと言われていました。

最近は距離体系が確立され、ここ目標の馬が増えました。

と、同時にマツケンサンバ・・・じゃなくてマツクニローテに代表される、ここ使ってダービー!という馬もちらほら見られるレースになっています。

さて、題名に書きました二つのトレンドとは・・・。

一つは関東馬復権

もう一つは今年の3歳は牝馬が強い。

これを抜きにマイルカップを語る事は出来ないと勝手に思っています。

何回かこの拙ブログで書かせて頂きましたが、現状、長期に渡って関西馬の強い時代が続いています。

ダービーだけ見ても1990年以降関東馬でダービーを勝ったのが、アイネスフウジンサニーブライアンロジユニヴァースのたった3頭というのはちょっと異常です。

もはや関西、関東と分ける時代ではないのかもしれませんが、その昔、圧倒的に関東馬が強かった時代、関西馬に強いのが現われると期待を込めて応援した物です。

馬券の売上が長期にわたり伸び悩む現状、JRAも東西均衡の方が売上アップの面でも望ましいと考えているのではないでしょうか。

昨年も春先に関東馬がGⅠを連続して取りましたが後が続きませんでした。

しかし今年は牡馬にイスラボニータというセンス抜群の馬が登場しました。

牝馬ハープスターというとんでもない女傑がいますが、ダービーは関東馬が制覇する可能性、高くなってきたように思います。

天皇賞春が昨年に続きフェノーメノの優勝。

昨年以上に関東馬の勢いを感じています。

もしダービーを関東馬が取れば、復権は現実の物となってくるでしょう。

次に今年の3歳は牝馬が強いと言われている点。

これは昨年夏から秋にかけての2歳重賞で軒並み牝馬が勝った事で定まった評価だと思います。

それに何といってもハープスターの存在。

ダービーでも勝てる!との声多数。

実際に、出遅れたとはいえイスラボニータを相手にしなかった新潟2歳Sのインパクトは強烈でした。

皐月賞バウンスシャッセが果敢に挑戦しましたが、今回3歳GⅠで初めて本格的に牡馬牝馬が相まみえると言って良いでしょう。

果たして牝馬はどこまでやれるのか。

これは来るべきダービーでレッドリヴェールがどこまでやれるのか、ひとつの物差しになると思っています。

今の所、このトレンドを含んで考えうる有力馬を挙げてみますと・・・。

関東馬復権説:ロサギガンティア・ショウナンアチーブ・ショウナンワダチ

牝馬優勢説:ホウライアキコ・アドマイヤビジン・ベルルミエール

を挙げる事が出来ます。

他にも1番人気候補ミッキーアイルや、王道コース毎日杯2着馬エイシンブルズアイ、伝説の(勝手に私が言ってるだけですが)新潟2歳S3着で抽選を突破してきたピークトラムなど多士済済のメンバーなので、結論はもう少し考えてみようと思います。