ミッキーアイルが初の府中もなんのそのと、見事に逃げ切ってGⅠ馬の仲間入りを果たしました。
世間の評判は必ずしも芳しくありませんが、私は素直に府中マイルを逃げ切った事を評価します。
注目の次走ですが、安田記念に挑戦が決まったようです。
この時期で歴戦の古馬との対戦は大きなハンデかもしれませんが4Kgの恩恵は魅力です。
それに何よりマイルカップから安田記念はローテーション的にベストと思えるのです。
安田記念の施行は例年6月1週。
これが古馬(牡馬)マイラーの強豪にとってはなかなか微妙な時期です。
叩き台レースとしてはマイラーズカップ、京王杯SCがありますが、
いずれも4月施行で、それまでに使えるレースが限られています。
牝馬はヴィクトリアマイルを使って安田記念に参戦出来ますし、年明けから京都、阪神、福島の各牝馬ステークスを叩き台に出来ます。
マイラーズカップも使えます。
それに比べ牡馬は、東京新聞杯、阪急杯、中山記念あたりをステップレースとして使うしかありません。
ちょっと選択肢が限られ過ぎのような印象を受けます。
この事が、カレンブラックヒルのようにフェブラリーSを使わざるを得ない(真実はわかりませんが)事を生んでいるのかもしれません。
3月に別定マイル重賞があれば良いと思うんですけどね・・・。
話を戻すと、そういう意味からもミッキーアイルの安田記念参戦は英断だと思う訳です。
リアルインパクトという前例もありますし、ここまでそんなに無理な使われ方をしている訳ではありません。
2度目の府中。
ますます強くて速いミッキーアイルが見られる・・・かもしれませんよ。