内海、肩に違和感で登録抹消
出かけていて内海の登板回避を知らなかったので、先発投手阿南の文字を見た時一瞬「???」という気持ちでした。
その後に知った衝撃的な見だしの内容。
場所が場所だけにいつ戻ってこられるかわかりません。
戻ってきても思い切って投げる事が出来るのか・・・不安は尽きないでしょう。
監督としては最悪の事も考えておかなければならない状態です。
前回の登板でようやく今シーズン初勝利をあげて、リズム的にも好転する可能性が高かった訳ですが、今季内海の残り勝利見込み分最大9勝程度は計算できなくなったと思うべきです。
今シーズン、ジャイアンツで先発した投手は、菅野、杉内、大竹、セドン、今村、小山、阿南、宮國に内海の計9人です。
この内ここまでローテを守っていたのは内海を入れて4人のみ。
ここから内海が離脱する訳ですから、これはもう一大事です。
この内海の9勝分を誰がカバーするのか。
それより何より、ローテーションが組めない。
先発投手陣崩壊寸前と言っても決して大げさではない状況ですね。
打線の不振はそれほど心配する事はないと思っていますが、今回の内海抹消は大問題です。
これから梅雨、暑い夏と投手陣にとってはへばりやすくなる時期、先発6人は揃えたいのが本音でしょう。
6人が無理でも5人+谷間要員は最低でも必要です。
ところがこの段階に至って、ローテーション投手は菅野、杉内、大竹のみとなってしまいました。
ここは今日現在1軍登録投手11人を12人にして先発投手をそろえるべきです。
内海が抹消される訳ですから、野手を一人減らして投手を二人上げて12人体制にする。
候補としては小山、今村を登録して阿南と第4、5、6の先発を確保しなければなりません。
二軍先発テストであまり良い結果が出ませんでしたが、ようやく澤村が投げられるようになっているので、いずれ上がってくるでしょう。
外国人枠の問題はありますが、上記の若手3人に澤村が満足いく結果を出せなかった場合、セドンの登録を優先させる事も考えなければなりません。
野球はまず投手を中心とした守りが大切。
肝心要の先発投手の整備を最優先にチーム構成を一から考え直す。
それくらいの覚悟が必要の今回の内海抹消でした。
今日だけは、まだまだこれからです・・・とは書けません。