影無茶のスポーツ24/7

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17試合連続一桁安打自体は、さほど重大な問題ではない

ジャイアンツが17試合連続一桁安打で、これが球団ワースト記録更新中との事です。

しかし、もしこれが17試合連続無得点だったら大問題ですが(現実にはあり得ないけど)元々打撃は水物ですし、あまり気にしても仕方がないと思っています。

実際現時点のチーム打率は.262ですし、カープ、タイガース、ドラゴンズと大差ありません。

スワローズは.286ですが決して成績に直結しているとは言えませんし(ファンの方ごめんなさい)、強打のイメージが強いベイスターズは.245です。

ジャイアンツも3、4月は.291でしたが、5月が.233で6月はまだ3試合ですが.224ですのでまあ悪いと言えば確かに悪いですけどね。

実は昨年のチーム打率を月別で見ると、3、4月が.261、以下5月.242、6月.270、7月、8月は共に.290、9月.228、10月.196で、終わってみたら全体で.262と奇しくも今日現在の数字と同じでした。

何が言いたいかですが、結局1年を通じて打撃は好不調の波はありますが、結局おさまる所におさまるんですね。

不調の時期にどれだけ我慢出来るか、どれだけ勝ちを拾えるか。

いずれ打棒が爆発する時期がきます、必ず。

問題はどれだけ安打を放つかというより、どれだけ効率的に点を取れるか、1点を積み重ねていく為に、どれだけ確率の高い戦法を使って塁を進め、どれだけ得点圏でタイムリーを放つ事が出来るかですね。

その上で投手を中心とした守りで相手に余計な点を与えない。

相手より1点でも上回ればその日の試合を勝つ事が出来る。

これの繰り返しです。

改めて書くまでもなくあたりまえの話しですよね。

この一桁安打期間17試合の成績は8勝9敗で、期間の得点56、失点85。

得失点差だけ見ると大きい印象ですが1試合平均にすると得点3.3失点5.0です。

なかなか接戦でしょ。

決して良いとは言えませんが、致命的ではありません。

もちろん問題は山積みです。

投では、内海の代わりを誰が務めあげる事が出来るのか。

打ではセペダを使い続ける事に対して、皆が納得する答えをそろそろ示してもらわねばなりません。

今日からのライオンズ戦。

指名打者でどれだけ打ってくれるのか。

彼には守備のマイナスを補って余りある打棒を見せてくれる事を期待して応援したいと思います。

その上で適材適所に選手を配置し、1点を必死で取りに行く野球を見せて欲しいです。